今の１０代が知らないと思うものは？

お題に参加してみますね。

「もの」ではないけど…昔は冷房ってこんなに普及していませんでしたよね？あれは昭和50年代後半。家庭では冷房はお金持ちのおうちにしかなかった。普通のおうちは扇風機がいいところ。あんまり暑いときはデパートか喫茶店で涼む。大学でも冷房が入っているのは、コンピュータを購入している研究室のみ（機械がヒートアップしちゃうから）。んで、むりやり用事を作って涼みに行った。
さらに、地下鉄や電車・バスといった交通機関も冷房が導入されたのは昭和50年代後半から。いまでは考えられないでしょうが、東京の地下鉄は窓を全開して扇風機だったんですよ。ものすごい騒音のなかを満員のお客を載せて走っておりました。そうそう、そのころ西武線で「現在冷房化率30％、100％を目指します」みたいなポスターが貼ってあったわね。
でもね、郊外電車でかつ空いている時限定ですが、窓全開で外の風を入れるって案外気持ちいいものでしたよ。地下鉄や山手線などの窓全開はあまりよろしくなかったけれど。もうそんな電車はないだろうと思っていたけど、４～５年前の夏の八戸出張の折に、在来線で冷房なし窓全開扇風機の電車に遭遇した事があって…草の香りの風が車内いっぱいに入ってきて、なんだか結構感動しました。

日本がこんなに暑くなったのはいつからでしょうか？