taraの日常

好きなものいろいろ

2022年10月アートのお手伝い その2

2023-04-29 11:23:55 | 美術
<吉祥寺マジェルカギャラリー>
アートイベント後半は三浦宏之さんのパフォーマンスから。今ギャラリーのHPを見たら、2022冬に改装されて大分違った雰囲気になっているようです。急な階段を下っていく秘密基地のような雰囲気がすてきでした。
          
朽ち果てたお城の城主のような三浦宏之さんの佇まい。失われゆく時間の美しさよ。

<高円寺~阿佐ヶ谷高架下ギャラリー>
「孤独な散歩者たちの庭」8人のアーティストによるグループ展です。
           
倉庫特有の高さとむきだしのコンクリート壁や鉄骨がそれぞれの作品と響きあいます。ともすればあちこちに散逸しそうな数々のアート作品のベクトルを越智波留香さんの優しい日本画が包み込む。最後の一枚はギャラリーから見えた古いアパート。雨戸のカラーがとてもリズミカルだったので撮ってみました。

<高円寺ギャルリージュイエ>
すごく造りが個性的なギャラリーでの上野悠河さんの個展。「さあ、踊りましょう。お外はこんななのに? そのときぼくの、スカートがひらり、ひらり (1974)」…むむ?なんとも不思議なテーマ。
           
夜のギャラリーがとても幻想的で素敵。そして上野さんの作品たちは超個性的…!ですが、グループ展での展示も他の作品と馴染むという不思議な柔軟さを持っています。もっと作品を見てみたい。今検索してみたら、おお!5月10日から青山スパイラルで展示があるようです。行ってみようかな。

<荻窪ギャラリー>
      
骨、ほね、ホネ時々角。橋場文香さんのエッチングの個展です。シンプルな内装が作品の緻密さをより引き立てます。

最後は<中野テレプシコール>で鈴木ユキオさんの新作ダンス公演で締めくくりです。中央線線路際にあるこの劇場、まるで骨董品のような建物だなぁ~と思っていましたが、まさか中に入れるとは。うーーむ、コンテンポラリーダンス…正直よくわからない。でも、ダンサーさん達の動きや舞台の光と影をぼんやり見ていると、自分の思索の深いところに降下していける感覚が味わえる…ような気がする。
   
劇場近くの跨線橋から電車を撮ってみました。いいお天気!

休憩時間はギャラリー近くの素敵なお店で。
<吉祥寺 空想街雑貨店>
    
骨董品屋さんで可愛いお皿も買いました。
<高円寺アンドビール>
       古いアパートをリノベーションした素敵な空間。広々とした芝生を望むテラス席が気持ちよい。高架下倉庫の受付担当日は2回ともここでランチを。スパイシーなカレーと魯肉飯をいただきました。
<荻窪カフェクレエル>
  昭和喫茶店。このご近所にある<古書かいた>もなかなか個性的。東京オリンピック誘致のための「TOKYOブック」を売ってました!

ギャラリーの行き帰りに撮った景色たち