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外はしとしと雨。先日「3月のライオン 11巻」を購入したので、また1巻から全部読み返す。羽海野チカ先生の漫画は絵が可愛くって、楽しいエピソードや美味しい場面(これ大事!思わず作りたくなるあかりねーちゃん&ひなちゃんのお料理
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11巻は3姉妹の父、川本誠二郎と川本3姉妹&零くんとの対決です。彼はなんていうか、究極のクズです。読んでいてむかむかする。…でもでも。誠二郎的思考回路って、わたしたちのココロのどこかにも規模は違えど、存在するのではないでしょうか。自分を正当化するためには何だってする。自分の記憶を書き換えてまでウソをつく。それが大人になるってことだと嘯く。
それを真っ向から「間違っている、あり得ない」と言った零くん、「一生無理!」と言い放ったひなちゃん。勇気ある決断だ。そうです!だめなものはだめなんだよ。許してはいけないこともあるんだよ。例え親だとしても。
今回の巻で好きなシーンは3姉妹と零くんが川の字になって寝るところ。あ~家族だなと。零くん、また一つ、失ったものを取り戻しているじゃないですか。気がついたら、いつの間にか扉があいていて望んでいた場所にいる…そんな日曜日の朝のシーンは美しかったですね。
…しかし…一足飛びに家族か~。2世帯住宅とか、零くんちょっと、ちょっと~
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