taraの日常

好きなものいろいろ

パッション

2015-11-27 17:02:27 | 観劇
10月30日新国立劇場でマチソワを観てきました。

…うーーん、なんかこのお芝居、感想が書きにくくって…
役者の皆さん達は演技も歌も上手い。曲も音楽もいい。特にオケが素晴らしい(演奏しているのに静寂を感じさせるって凄いよね!)。舞台装置も美術もいい。国立劇場もいいホールで見やすくって音響がいい。…でも!なにか気持ち悪い印象しか残らない舞台でした。私には。
なんていうか…すべてが素晴らしいのに、たった一つ、物語の真髄が理解できない、全く共感できない。だから、こういう「???」な印象になるのかなぁ?この物語は人間としての矜持を持たない人たちしか出てこなくて、しかも最後まで解決せずに終わるお話なのでした。「貴婦人」もクズばっかり出てきたけど、それでも、みんなガツガツと「生きよう」としていたと思う。そこに物語の意味があった。この「パッション」は結局何を伝えたかったのかしら?「人間」を描かない物語に何の意味がある?
…とまぁ、過激なことを書きましたが、あくまでもわたくし個人の感想なので、ご容赦ください。




11月のわたくし

2015-11-23 12:45:12 | TV
11月初めから久しぶりに「お勉強」なぞというものを初めてしまったので、大変な思いをしています。提出課題があったり、復習しないとまじでついていけない感じで。なのに!なのにっ!「じぇむかべ」という単純ゲームにはまってしまい…「あ~この時間、無駄だなぁ~」と思いつつ「START」をタップ。いけないな~どうも。

ここのところ、TVも録画しっぱなしで見ている時間があまりなく溜まっていく一方です。HDD容量がいっぱいなんて恐ろしい事態も発生しております。まだ見ていないものもありますが、ちょこっと感想を。

●クラシック音楽館
ただ今視聴中。フランクフルト放送交響楽団のチャイコとマーラーやってます。指揮者のアンドレス・オロスコ=エストラーダ氏、なかなかよいではないか!コロンビア人の彼、南米ラテン情熱系でマーラーって非常に暑苦しいんでは…と思いきや、端正で清々しいマーラーでありました。今後の活躍に期待。
●無痛~見える眼
ひょえ~怖いよぉ~。誰が犯人なの?解決するの?今佳境であります。
●破裂
ひょえ~怖いよぉ~。庄司歌江のラストシーン。今回は役者さんの熱演(特に椎名桔平・仲代達也…圧巻でしたね)が光っていましたよね。
●にっぽんの芸能
 日本舞踊×オーケストラの2回目。麻実れい様が!ドビュッシーのノクターンで花柳壽輔氏とちょうちょの精になって踊ってた。美しい。
●下町ロケット
…まだ見てない。初回2時間ってのがなぁ~。
●ぼんくら2
サスペンスではあるのだけれど…なんだかこのダル~っとした雰囲気がいいなぁと。
●孤独のグルメ
代々木上原のブータン料理、西荻窪のモロッコ料理…相変わらずそそるセレクションですなぁ。
●サムライ先生
2回目まで視聴。これからまとめて見るつもり。森本レオ…いいですね~。
●おかしの家
毎回結論がでるような、でないような。でも見た後の気持ちがとてもいいドラマです。

さて!今日はいまから勉強する。10月末のパッション、11月のダンスオブヴァンパイアの感想はまた次回。







2015秋の旅行~厳島神社「観月能」

2015-11-23 11:00:17 | 旅行
松山観光港から高速船で約1時間、厳島神社に到着です。
 
フェリーで対岸の宮島口に行き、おなじみの「うえの」穴子飯を晩ごはん用に購入。うえのの2階には「他人吉」という素敵ショップができていました。カフェもあるようなので、次回はぜひゆっくり訪れてみたいです。
…穴子飯は…諸般の事情で食べられず。有体に言えば、厳島の宿に向かうどこかで置き忘れました~ この時、私の歯が痛くなっちゃってて、薬を買いに行ったりゼリーを買いにいったり(フェリー乗り場で買った3種類の柑橘系ゼリー…美味しくいただきました)ばたばたしてたから…なんだけどね。なので、お店からいただいた写真をアップしておきます。
 捨てられちゃったかなぁ?できればどなたかが美味しく食べてくれてたらいいなぁ。
この日のお宿は厳島のユースみたいな雰囲気のお宿。なんていうか…JAPAN演出がすごかった。玄関脇には鎧!だし。外国人の皆様がよく利用されているご様子でした。
        
夕暮れの厳島神社。いよいよ友枝昭世厳島観月能「葵上」です。
最初に観にいったのは、たぶん…99年「楊貴妃」。しばらく行っていなかったのですが、2012年に「井筒」を観てえらく感動してしまって…今年またチケットを取ってみました。
…うーーーん?あれれ?なんか…こんなもんだったかな?素晴らしかったけれど…前回はもっともっとどきどき感動したのに。なにか集中できないというか、入り込めませんでした。一つはお席。舞台を斜めから見るお席で、舞台の柱がどうしても気になってしまって。もう一つは体調。…歯が痛かった。そして「葵上」は登場人物が多くて、ちゃんと予習しなければいけなかったかも。友枝先生ごめんなさい。舞台の感動を受け取るにはこちらも体力気力とも万全でいなければ!来年以降も都合がつけばリベンジしたいです。
  翌日の厳島神社。
さて、秋の旅行最終日は、広島空港から春秋航空(座席すごーーーく狭いです)で成田まで。これが最もお安いルートなのでした。成田からは東京駅まで1,000円バスが出ており1時間くらいで東京に戻れます。
    
結構島とか見えたけれど…どこなんだろう?航路がわかるともっと楽しめたのかなぁ?お疲れさまでした。この日は帰宅する前にとにかく何とかして!ってことで歯医者に直行しました。

2015秋の旅行~道後温泉

2015-11-23 10:59:11 | 旅行
お約束の「題名だけ入力して放置」…すみませ~んちょいと11月から始めたお勉強が忙しかったもんですから。今日も本当は講義なのですが、のどが痛くて風邪の引き始め?っぽいのでお休みしちゃいました。

さて!10月旅行の続きをば。
高知から松山まではバスで3時間くらい?だったかな。バスから見る松山市内は結構な大都会でした。街歩きしても良かったんだけど…なんか、大都会さに気後れして。路面電車で道後温泉に直行しました。松山はまた訪れる機会があるでしょう。その時にじっくり銀天街とか探訪したいと思います。
  道後温泉到着。
駅前でみかんジュースをいただく。 
   
お夕食は「道後の町屋」。古いお家を改装したレトロモダンな素敵カフェでした。ジャコ天バーガーとチキン照り焼きバーガー…だったかな?美味しくいただきました。
 道後温泉のアーケードはなんだか中野サンモールに似ている。なんか落ち着くね。

さて、本日のお宿に荷物をおいて、道後温泉本館に向かいます。道後温泉は「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」というイベント中。なんか…月と古い建物とそこに施された蜷川実花の大胆な美しい写真…合う!幻想的。この世とあの世のあわい感が満載。
  
     
本館の内部も素敵。「千と千尋」の世界だ。
     
月夜の道後温泉、上手く撮れているかな。

翌日は椿屋温泉(こちらは地元の皆様御用達って感じ)に行ってみました。
  お世話になったお宿とお風呂あとのコーヒー牛乳。椿屋温泉も蜷川実花の写真で装飾されていたのだけれども…写真とるの忘れました。蜷川実花の写真は写真集で見るのもいいけど、大きく拡大してもいいね。古い建物に飲み込まれないパワーがある。ぶつかるのではあるけれど、それが独特の調和を生みだす。

厳島神社までは松山観光フェリーで移動します。港に向かうリムジンバスをまつ間に朝ごはん兼昼ごはんを「レグレットカフェ」で。
     
めっちゃ好きな雰囲気。午前の光があうお部屋っていいよね~。こういうお家に住みたいなぁ。ここは1階はショップになっていて、お友達へのお土産にドレッシングを購入しました。雑貨なども素敵なものが沢山ありました。
 道後温泉、ほっこり和めました。







2015秋の旅行~高知

2015-11-06 16:58:41 | 旅行
10月24日~27日、26日の厳島神社観月能を観に行くのに合わせて、四国を旅してきました。

10月24日の高知は快晴。坂本龍馬がお出迎え。高知駅前は広々としていて空が広い。観光案内所やお土産物屋さんもたくさんあって、おもてなし感満載であります。
    なにかウェストコーストっぽい川沿い。パームツリーのせいかしら?

早速桂浜までドライブです。
 日本の夜明けぜよ!
       
海沿いのドライブ中、カーナビには常に「太平洋」の表記が…。とってもおおざっぱで、ちょっと笑いました。
     うーーむ!なんとも東山魁夷ですな。海の色が実に美しい。
 お昼は途中の道の駅で買った鯖寿司&巻きずし。
 久礼大正市場をお散歩して、四万十川沿いをドライブです。
     土曜日だというのに誰もいない美しい自然。
 この日のお泊りは高知市内です。晩ごはんはひろめ市場。…でも、なんだか激混み。人気の餃子や鰹は1時間待ちとかであっさり挫折しました。結局洋食屋さんのテラス席に落ち着いて、ローストビーフサラダとハヤシライス。美味しくいただきました。…でも、やっぱり鰹は食べておきたかったかな。
  商店街は歴史押しであります。

お泊りはビジネスホテルでしたが、ご近所の大きなホテルのお風呂を使えるサービス付です。やっぱり大きなお風呂はいいよね。余計なサービスがなくって良いお宿でした。
翌日はお目当ての日曜市。
   まだ準備中のお店が多かったので、待ち時間に高知城に行く。
          城いろいろ&板垣退助像。戦国~江戸初期に作られた石垣や唐破風の屋根はいかにも古風であります。忍び返しも初めて見ました。
      楽しい日曜市あれこれ。野菜の押し鮨は素朴な味わい。ちいさな姫筍(かな?)に寿司飯をつめたものや蒟蒻でくるんだお鮨、茗荷をのせたお鮨とか甘目の寿司飯と良く合います。
  道路にはフェニックスがわんさか植えられているので南国気分を存分に味わえます。
    はりまや橋とその周辺の川沿いのすてきガーデニング。川のある街っていいよね。気の流れがいいっていうか…。
    ホテル周辺。レトロなビルはライトアップしている夜の方が素敵でした。次に行く時までなくならないでほしいなぁ。
 ホテルではセルフサービスでトースト・ゆで卵・コーヒーやお茶がいただけます。ゆで卵撮ってみた。
  日曜市以外にも楽しそうなお店が沢山あります。高知県民ソウルドリンクひまわり乳業「リープル」は甘目だけどさっぱりなヤクルトのような味わい。初めて飲んだけどなぜか懐かしさを感じます。
  松山行のバスを待つ間に、はりまや橋傍の「十字路」でホットケーキ。厨房にいる妙齢のマダムが作るサンドイッチや焼き飯などのメニューはどれも美味しそうです。

高知、初めて行きましたが、思ったより近いし活気のある楽しい街でした。今度こそ!鰹のたたきを食べに行きたいです。