2017冬ドラマもとっくに終わってしまいましたね~。いまさらなんですけど、個人的アワードを。
【最優秀作品賞】「カルテット」
いや~これはどなたもご異存ないでしょう。巧妙な伏線とミステリアスな会話でドラマは展開していきます。冬の軽井沢を舞台にするっていうのも、冷たく清々しい空気や別荘の暖かさを感じられて、ドラマをより一層魅力的にしていたと思います。どのシーンも、とにかくセンスあるなぁ~といちいち感心しちゃうドラマでした。
【音楽特別賞】「カルテット」
今や日本を代表するアーティスト椎名林檎が手掛けるエンディングが素敵なのは言うまでもありません。もっと素敵なのは劇中ドーナッツホールが演奏するクラシックの選曲の良さったら
特に、すずめちゃんがソロをとるシーンがあったのですが、バッハの無伴奏…やっぱりね、と思いきや「やめます」っていって弾き直すのが、コダーイのチェロ無伴奏ソナタ!ひょ~‼いいセンスしてんな~!!
【最優秀主演俳優賞】「カルテット」松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平
「嘘の戦争」草彅剛
そんなわけでドーナッツホールの皆さん全員が主演俳優賞です。それから「嘘の戦争」も草彅君の演技でドラマ全体を引っ張っていた感があって、いい俳優さんになったなぁと思ってあげてみました。
【最優秀助演俳優賞】「精霊の守り人」真木よう子、板垣瑞生、伊武雅刀
「カルテット」宮藤官九郎、もたいまさこ
「精霊」豪華でしたね。ロケ場所を探してくるスタッフさん達のリサーチ力に感心。真木よう子は…滑舌とかいろいろ言われていたけれど、私は彼女の声とアクション、結構好きです。そしてこのドラマのヒロイン(笑)チャグム皇子の板垣くん、可愛かったな~。ピンチとなるとヒーローのバルサやシハナが救ってくれるのよね。それから伊武雅刀のトーサ海軍提督も炎上する船とともに沈むシーン超圧巻!流石の貫禄でした。そして「カルテット」のクドカンともたいまさこ…独特の存在感が面白かったです。妙に説得力のある親子設定でした。
【特別賞】「精霊の守り人」平幹二郎
お亡くなりになってしまいました~。最後まで俳優さんだった方でした。合掌。
【最優秀演技賞】「東京タラレバ娘」「精霊の守り人」鈴木亮平
「タラレバ」で乙女な早坂さんと「精霊」で漢気あふれるヒュウゴを演じ分ける鈴木亮平。
【完走ドラマ】「下剋上受験」「バイプレーヤーズ」
この2作品も完走しました。「下剋上」結構面白かったよ。「バイプレーヤーズ」はおじさまたちシェアハウス物語。なんとなく照れながら演じているおっさんたちが可愛かったです。
さて、2017年春ドラマもスタートしています。しかしながら、今期は録画しても見られない日々が続き、金曜の夜の「孤独のグルメ」「タモリ倶楽部」あたりは残量不足で録画がされていない有様…
軽いものしか見ない!と決めました。
「CRISIS」小栗旬がルパンに見えて仕方がない(笑)/「4号警備」窪田正孝、孤独で心に闇を抱えた青年を演じさせたらこの人の右にでるものはない!/「ツバキ文具店」/「孤独のグルメ」/「マッサージ探偵ジョー」/「架空OL日記」/「ファイナルファンタジー光のお父さん」…落としてた
これから録画/「みをつくし料理帖」忘れないようにしないと!
ってとこです。
4月期の新番組編成で何が悲しいって「団地ともお」が終わってしまったことと「らららクラッシック」の司会が変わってしまって、衣良さんと美濃さんでなくなってしまったこと、「日曜美術館」の伊東さんも変わってしまったことかな~。諸行無常、万物流転であります。