taraの日常

好きなものいろいろ

熱海旅行その3

2018-03-31 07:48:51 | 旅行
あれやこれやのうちに東京も桜満開の春到来。またまた途中でブログ放置してしまいました。
熱海…あれからもう1か月半、早いなぁ。熱海2日目の午後は来宮神社から坂を下ってきて<起雲閣>見学です。
  
根津美術館の根津嘉一郎氏の別荘だった建築です。うーーむ、なんだか金沢。
        
大正時代のモダンでロマンティックな色彩を色濃く残す洋館部分のタイルやステンドグラス。
      
お庭もよく手入れされていて、伸びやかな雰囲気があります。お庭に面した和室が3部屋あり、そこから見るお庭の印象もそれぞれ異なるように計算された作りになっているように感じました。
 
本館2階は明るくて広いお座敷でのんびり。お雛様が飾ってありました。

最後は熱海駅前にバスで戻って駅前商店街でお茶。<CAFE KICHI>でしらすと桜えびのトーストです。
後で調べてみたら、このお店は駅前にある<アオキ>という大きな干物屋さんでやっているカフェでした。もちろん、お土産は<アオキ>で購入。干物何種類かとウニの珍味と職場用ゴマまんじゅう、どれも美味しかったです。特にアジの干物…さっと火を通すと肉厚でジューシー!おすすめです。

熱海…思ったより若い人達が多かった。うーーん、この時期、最近のわかものはスキーより温泉なんだね。熱海駅は三角屋根の時計がある素朴な駅舎という印象があったのですが、改装していてキラキラのビルになっちゃってました。駅前デパートも雰囲気があって良かったのになぁ。三角屋根で時計があるかわいい駅舎…小田原もたしかそうだったなぁ~今のうちに行っとかないと!と思って調べてみたら…がーーん改装してたわ。…昭和は遠くなりにけり、ですなぁ。

熱海旅行その2

2018-03-19 14:26:57 | 旅行
 熱海の2日目は銀座発のバス(笑)で<熱海梅園>に出発。
        たくさんの梅!そしてきれいな青空。
   梅園の中にある中山晋平の別荘で一休み。縁側が暖かい。
     
高低差のある庭園で、ちょっとした滝なんかもあって、フォトジェニックなお庭でした。梅の足元に咲く水仙も可愛らしい。

 お次はてくてくお散歩しながら<来宮神社>へ。
       
大楠…なんだかすごいパワーを感じます。
 
もっと鄙びた神社かと思っていたのですが、参拝者もたくさんいて活気があり、現代に生きている神社だと思いました。

熱海旅行その1

2018-03-19 12:25:53 | 旅行
今年の冬は寒くって…「あったかいところにいきたーーい!」ってことで2月17日・18日で熱海に行ってきました。熊谷守一展のあと、東京駅から新幹線に乗って40分で熱海到着~近いなぁ。お宿まではものすごい下り坂。風が吹き上げてきて結構寒いかな。
 旅館<しげむら>のばんごはん。おうちのご飯みたいです。
     
熱海では梅が満開ってことだったのですが、なんと!桜も満開…というか、もう散り始めている様子。夜桜のほうがきれいだよ!という宿のマスターに連れて行ってもらって川沿いの夜桜を見ました。
   
夜景をとるのはすごく難しい。湾に面した急斜面にホテルの灯りがたくさん煌めいて、夜の景色は本当に美しいです。
  
宿のお部屋から見る日の出。

熊谷守一展~生きるよろこび

2018-03-19 11:17:43 | 美術
没後40年の回顧展、2月に見に行ってきました。…でも、その前にちょっと寄り道。歌舞伎座タワー「寿月堂」です。12時前にお店についたので、並ばずにはいれました。お店の中は…おお~竹林!隈研吾氏の内装であります。
   
和のアフタヌーンティーセットとおつまみセット。優しくで繊細なお味。落ち着きます。このほかにも「おにぎり」や「海苔パスタ」とか「モンブラン」とか食べてみたいメニューがいっぱい!きっとまた行くと思います。

竹橋の近代美術館へ。3年前、岐阜県立美術館に守一展を見に行って、たくさんの作品を見た!と思っていましたが、それを上回る規模の作品数を集めた展覧会でした。
展覧会のサブタイトルである「生きるよろこび」…(ただし人間以外)ってつけたほうがいいと思います。ただただ生きることに専念してそこにあるという美しさ。植物や生物や山や水やひかりさえも美に溢れている。地球上の生命のなかで、生きることが苦悩の連続であるのは唯一人間だけなのかもしれません。守一の苦悩の時代のタブローを見ているとそんなことを感じます。そうした人生を経てきた守一だからこそ、生命の輝きをストレートに表現できるのだと思います。生きるとはなにか…を意図した瞬間に失われていく「生きる」ことの純粋さや美しさ。私たち人間(守一も含めて)が遠く離れてしまっているもの。それを揺り動かすことができるのが守一の芸術の力なのではないでしょうか。決して「カワイイ!」だけの絵ではないと思っています。
  
<日輪><朝のはぢまり><夕映>

幸せってなにかな。

2018-03-12 13:20:48 | コミックス・本

「こぐまのケーキ屋さん」「横浜SF1・2」
昨日本屋さんで、すごぉーーく、すごーーく両極端な位置にあるコミックスを買いました。でも…何だか2作品とも印象が似ている。情動的で直観的なアプローチで本質に近づこうとする感じっていうか。

ブロードウェイと銃弾

2018-03-05 13:04:03 | 観劇
  2月8日(木)マチネ 日生劇場
【キャスト】デビッド:浦井健治/チーチ:城田 優/オリーブ:平野 綾/イーデン:保坂知寿/エレン:愛加あゆ/ニック:ブラザートム/ワーナー:鈴木壮麻/ヘレン:前田美波里

演出は「ヨシヒコ」「グリーン&ブラックス」の福田雄一!そして主演は浦井君と城田君!さぞや面白かろう!と思って期待を込めてチケットを取りましたが。うーーーむ、うむうむ…わたくし的には、ですよ?…微妙。ウッディアレン脚本ってことを忘れてたわ。豪華なキャストと素敵な歌やダンス(城田くんのタップってば最高~)衣装も素敵。でもね~肝心のストーリーがねえ。不謹慎でシニカルで、なんか薄い。ま~これはあくまで私見でありますので。

2018冬のあれこれ

2018-03-05 07:53:57 | 外ごはん
今年の冬は寒かった。…というよりまだ寒いけど。
  1月22日の大雪はすごかった。そのあとも最高気温が5℃以下とかの日もあったし。
 月蝕もありました。月が欠けて赤くなっていくのが良く見えた。…が、写真では捉えられず。
 
愛用していた波佐見焼の器が欠けてしまった。あまりに悲しくて金継ぎしようかと思ったけれどハンズ通販の「金継ぎセット」はなんと8,000円…通販で全く同じものと柄違いの器を2点買いました。お店を回らなくても手に入るんだ~通販便利!とか思って、今年の冬はお洋服の通販にもチャレンジ!結果1勝1敗。濃い緑のジャンバースカートはまあまあ活躍中ですが、チュニックと敷布団カバーは哀しくなるようなぺらっぺらな素材と画像とあまりに違う色で即返品。手に取ってみないとクオリティがわからないものの通販は難しい。結果、買ったことのあるブランドなら…ということになり、通販の選択肢は無限にあるようで、案外狭いのかもしれません。それから、今年の年末のいただきものの懐中しるこ。

贅沢外食のいろいろ。
  じょじょえーーーん他にもカルビやロース、壺漬けカルビとかいっぱい食べました!
 でぃんだいふぉーーーんサンラータンスープも美味しかったよ。
   シャンテの地下に新しくできたSheというお店でお野菜料理。…あ、なんだGRIPの系列なのね。柴漬けの生春巻き、不思議な組み合わせだけれども、とっても美味しかったです

TENTH~ニュー・ブレイン

2018-03-04 08:49:12 | 観劇
今年の観劇はじめはクリエ10周年ガラコンサート「TENTH」です。
うーーむ、もう10年経つのか…。初めて訪れたのは2008年「レベッカ」。女性スタッフ目線で作った劇場という割には、ロビー狭い、トイレ混む、一律同価格チケット(今でも20列から後ろはちょっと価格を下げてもいいのでは…?と思う)とか、あれこれ評判になったのも今では懐かしい思い出。
   
10年間のチラシ。レベッカ、クラブセブン、クリエコンサート、ブラッドブラザーズ、RENT、ジャージーボーイズ…懐かしいなぁ。劇場の導線にこちらが慣れたせいもあるかもしれませんが、狭い舞台を逆手に取った濃密な舞台空間を作る演出とか、日比谷シャンテとの連携が良くなったりとか、今では結構好きな劇場になりました。

1月16日(火)ソワレ 「ニュー・ブレイン」&10周年ガラコンサート
【1部】「ニュー・ブレイン」
なんだか素敵なストーリーと曲の数々。ゴードン(石丸幹二)とロジャー(畠中洋)の美声カップルがとても素敵でした。次に再演があったら全編観てみたいなぁ。
【2部】ガラコンサート
1.翼を拡げて(GOLD)石丸幹二 …1部のラブリーパジャマ姿とがらっと雰囲気を変えた素敵なジャケット姿!
2.天使の園(GOLD)伊礼彼方
3.We Were Dancing(アンナ・カレーニナ)伊礼彼方
4.長い長い日曜日(BLOOD BROTHERS)藤岡正明・田代万里生 5.言わない気持ち(BLOOD BROTHERS)田代万里生
6.あいつに(BLOOD BROTHERS)藤岡正明・田代万里生 …しみじみとまた観たい!と思いました。武田岡田シニアチームと藤岡田代ヤングチームなんて言われていましたね。藤岡くん、まりおくんともいまやミュージカル界の実力演技派。月日は流れる。
7.この森こそ(この森で、天使はバスを降りた)藤岡正明
8.凧あげ(きみはいい人、チャーリー・ブラウン)村井良大
9.ベートーベン・デー(きみはいい人、チャーリー・ブラウン)
10.Happiness(きみはいい人、チャーリー・ブラウン) 村井良大・高垣彩陽・田野優花・古田一紀・東山光明

10年を振り返るとともに、次の10年を期待させる良い舞台でありました。

さて!1月はこの他に「TENTH~この森で天使はバスを降りた」と「黒蜥蜴」を予定していたのですが…すっかりぶっ飛ばしてしまいました。脳の記憶巣からぽっかり抜け落ちてたっていうか。今考えてもどうかしてたわ特に黒蜥蜴はとてもとても残念。

   おまけ   
石丸さんは、今「100分で名著 ノートル=ダム・ド・パリ」で朗読をなさっておられます。…なんてドラマティック!朗読の力というものを改めて感じさせられます。NHK、ナイスキャスティング