今年の冬は寒かった…ように思う。そういう時期はおうちでTVをのんびり見るにはもってこいですね。さて、冬ドラマもあらかた終わったところで感想を。
年末年始のTV
「岸辺露伴は動かない」
「ザ・ラン」「背中の正面」「六壁村」の3本。独特の世界観。ジョジョなんだけど、実際にいるかもしれなさそうを感じさせる俳優さん達の演技力にすっかり魅了されました。特に内田理央の憑依っぷりが凄かったです。衣装(特に泉くんのお洋服がいつも素敵!)も、菊池成孔の音楽も、ロケ地の加地邸も制作さんの高い美意識を感じます。続編あるのかな?
「志村けんとドリフの大爆笑物語」 いや~懐かしいなぁ。山田裕貴と勝地涼、シムラとカトちゃんの再現度が凄い。勝地渾身の再現コント「階段落ち」「牛乳CM」は声を出して笑ってしまいました~
「タイムスクープハンター」 お、久々にやるのか!と期待したけど…新作じゃないのね。要潤さまがあのコスチュームを着こなせるうちにぜひ新作を。
「昆虫すごいぜ」 カマキリ先生衰えず。今回のテーマは「完全変態」…さらにマニアックだ~春からはレギュラー番組「昆虫すごいZ」が始まります。楽しみ~
「紅白」 オンタイムではきっぱり寝落ちしてしまったので、NHK+で見る。MISIA&藤井風も凄かったけれど、マツケンサンバ優勝でしたね。2020TOKYOオリンピックがやっと終わった気がする。
「ウィーンフィルニューイヤーコンサート」 あんまり否定的なことはいいたかないんだけど…三平消えて(笑)!無知にも程がある。反田恭平だけでいいじゃないか。今年は指揮ボレンハイム、あんまり遊びはなくって重厚。観客がいないからかな?
「ニンフのポルカ」馬さんがかわいい
「N響第九」 尾高忠明指揮。今年はコロナの影響でソリストもすべて日本人。穏やかでオーソドックスな第九でありました。
「幕末相棒伝」 永山瑛太の坂本龍馬、向井理の土方歳三というお正月らしい豪華なキャストと派手なストーリー。お正月っぽくでよい…けど、2020年にやった「風の市兵衛SP」みたいな渋い時代劇もまたやってほしいなぁ。
「コンフィデンスマンJPロマンス編」「コンフィデンスマンJPプリンス編」 竹内結子と三浦春馬…せつない
2022冬ドラマ
自分が無職なせいかお仕事ドラマはことごとく挫折した。
「ファイトソング」 まぁ…ストーリーやキャラクターの置き方などにはいろいろと無理があるけれど。perfumeの「flow」とPARKSの「STAR TRAIN」(ローランド氷室ってば歌うまぁい!)の曲にのったかわいい恋人たちの映像がすてきでした。こういう恋愛ってしたかったよね~!残念だったのは、芦田が再起をかける曲「ファイトソング」があれあれ?だったこと。まぁperfumeの曲を超えるってのはちょっと難しかったかしら?
「おい!ハンサム」 浅いようで深い。深いようで軽みがある。クセになるドラマでした。伊藤家緊急リモート会議に参加したい。
「ミステリと言う勿れ」 この冬トップに来るドラマだったと思うのですが…むむむ…この最終回は?毎回豪華なキャストでとても興味深くみていただけに…ねぇ。門脇麦のライカ、柄本佑爆弾魔、早乙女太一の香音人さん、印象的でした。でも、一番びっくりだったのは、永山瑛太の犬童我路かな。龍馬の時は「風呂入れ~」とか思ってたけど、金髪さらさら、黒のシックなコートに身を包んで、眼力の強い美青年になってた。「一緒に行こう」「…どこへ?」ほんと、いつ、どこへ?
「僕ドラ ダメな男じゃダメですか?」 町田啓太の群馬弁が見たくって見始めましたが…なんだか結構いいお話だぞ?「身ィしみろィ!」北関東友達の茨城弁では「しみじみしろィ!」ですね。「はいっ!」私も思わず背筋を伸ばして応えちゃう。町田啓太のBBA演技、宮崎美子のダメ男演技、それぞれがすてきでした。本日最終回ですが、きっと身ィしみた田町権太の爽やかなラストを見ることができるでしょう。
NHK土曜夕方の時代劇「小吉の女房2」「わげもん」 この枠、なくならないでほしいなぁ。
「居酒屋新幹線」 仙台銘菓として萩の月じゃなくて支倉焼(大好き)を取り上げるあたり渋い…と思って見始めたのだけれども。「孤独のグルメ」に並ぶには無理があったなぁ。新幹線といってもJR東日本エリアなので東北か上越に限られること、ネット友達とか家族とかお酒とか座席での過ごし方ルール(こんな人が隣にいたらガン見だよね)とかが余計なんだな~きっと。そう考えると一人でひたすら旨いものと真摯に向き合う五郎さんって凄い!って心底思いました。続きは…ないだろうなぁ。
ごめんなさい、挫折したドラマ
「しもべえ」「恋せぬふたり」「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」「ゴシップ」「鹿楓堂よついろ日和 」
でも、「しもべえ」は最近、深夜再放送で終盤を見て、結構じんと来ました。しもべえの謎っぷりにしびれを切らして見るのをやめてしまったのだけれども、再放送あれば今度はそこをちょっとこらえて見てみたいと思います。
ドラマ以外で面白かった番組
「ETV<ぼくは しんだ じぶんで しんだ 谷川俊太郎と死の絵本>」 90才を迎える谷川俊太郎が「自死」についての想いをことばにした絵本の制作ドキュメンタリー。老いてなお…というより老いたからこその新たな問題提起と妥協なき表現。その精神や感性には瑞々しさを感じます。つくづく谷川俊太郎って凄いなぁ。
スノードーム、閉じられた小さな宇宙の中に詩人が見るものは?
「NHKスペシャル未解決事件~警察庁長官狙撃事件」 國村隼vsイッセー尾形の演技がすごい。しかも中村は岐阜刑務所でまだ生きているのですよ。この中村という男、複雑で多面的、常人の思いもよらない精神構造の持ち主なのでしょう。ドラマで描かれた人物像、本当のところはどうなのかわからないけれど、ドラマの合間合間に出てくる本人の筆跡や実際の経歴からも、背筋がぞっとするようなものを感じます。そこを演じ切ったイッセー尾形の演技、國村隼の静かな演技と相まって、一種壮絶なものを感じました。…にしても、日本の警察の根深い問題ってあるよね~。秀作だったと思います。
「ETVコロナ渦の松沢病院ルポルタージュ」 砂の器の世界がまだこの日本にはあるのか?
「鉄道ひとり旅」 ダーリンハニー吉川のこの番組、のほほんとしていて好きなんですよね。今回は岳南電車の旅が良かった。沿線の<杉山フルーツ>、工場内を走る電車などなど、乗ってみたいなぁ。昔の井の頭線車両も懐かしい。次回放送はいつ?
「日曜美術館」で印象深かったもの
「激動の時を生きた浮世絵師 月岡芳年」
こんなに情緒ある作品も作っていたのですね。
「天使か悪魔か 建築家白井晟一」
BGMがモーツアルト「レクイエム」とベートーヴェン「第九」「悲愴」…これがしっくりきてしまう建築家。近いうちに松涛美術館に行って、白井の世界に浸ってこようと思っています。
あら~思ったより長くなってしまいました。でも、この時期もっともハマっていた…いや現在進行形ではまっているのは朝ドラ「カムカムエブリバディ」。3月31日現在、残り1週間。安子=アニーなのか問題やデイジー問題で揺れる朝ドラの民たち。わたしもすっかりその一員です。
年末年始のTV
「岸辺露伴は動かない」
「ザ・ラン」「背中の正面」「六壁村」の3本。独特の世界観。ジョジョなんだけど、実際にいるかもしれなさそうを感じさせる俳優さん達の演技力にすっかり魅了されました。特に内田理央の憑依っぷりが凄かったです。衣装(特に泉くんのお洋服がいつも素敵!)も、菊池成孔の音楽も、ロケ地の加地邸も制作さんの高い美意識を感じます。続編あるのかな?
「志村けんとドリフの大爆笑物語」 いや~懐かしいなぁ。山田裕貴と勝地涼、シムラとカトちゃんの再現度が凄い。勝地渾身の再現コント「階段落ち」「牛乳CM」は声を出して笑ってしまいました~
「タイムスクープハンター」 お、久々にやるのか!と期待したけど…新作じゃないのね。要潤さまがあのコスチュームを着こなせるうちにぜひ新作を。
「昆虫すごいぜ」 カマキリ先生衰えず。今回のテーマは「完全変態」…さらにマニアックだ~春からはレギュラー番組「昆虫すごいZ」が始まります。楽しみ~
「紅白」 オンタイムではきっぱり寝落ちしてしまったので、NHK+で見る。MISIA&藤井風も凄かったけれど、マツケンサンバ優勝でしたね。2020TOKYOオリンピックがやっと終わった気がする。
「ウィーンフィルニューイヤーコンサート」 あんまり否定的なことはいいたかないんだけど…三平消えて(笑)!無知にも程がある。反田恭平だけでいいじゃないか。今年は指揮ボレンハイム、あんまり遊びはなくって重厚。観客がいないからかな?
「ニンフのポルカ」馬さんがかわいい
「N響第九」 尾高忠明指揮。今年はコロナの影響でソリストもすべて日本人。穏やかでオーソドックスな第九でありました。
「幕末相棒伝」 永山瑛太の坂本龍馬、向井理の土方歳三というお正月らしい豪華なキャストと派手なストーリー。お正月っぽくでよい…けど、2020年にやった「風の市兵衛SP」みたいな渋い時代劇もまたやってほしいなぁ。
「コンフィデンスマンJPロマンス編」「コンフィデンスマンJPプリンス編」 竹内結子と三浦春馬…せつない
2022冬ドラマ
自分が無職なせいかお仕事ドラマはことごとく挫折した。
「ファイトソング」 まぁ…ストーリーやキャラクターの置き方などにはいろいろと無理があるけれど。perfumeの「flow」とPARKSの「STAR TRAIN」(ローランド氷室ってば歌うまぁい!)の曲にのったかわいい恋人たちの映像がすてきでした。こういう恋愛ってしたかったよね~!残念だったのは、芦田が再起をかける曲「ファイトソング」があれあれ?だったこと。まぁperfumeの曲を超えるってのはちょっと難しかったかしら?
「おい!ハンサム」 浅いようで深い。深いようで軽みがある。クセになるドラマでした。伊藤家緊急リモート会議に参加したい。
「ミステリと言う勿れ」 この冬トップに来るドラマだったと思うのですが…むむむ…この最終回は?毎回豪華なキャストでとても興味深くみていただけに…ねぇ。門脇麦のライカ、柄本佑爆弾魔、早乙女太一の香音人さん、印象的でした。でも、一番びっくりだったのは、永山瑛太の犬童我路かな。龍馬の時は「風呂入れ~」とか思ってたけど、金髪さらさら、黒のシックなコートに身を包んで、眼力の強い美青年になってた。「一緒に行こう」「…どこへ?」ほんと、いつ、どこへ?
「僕ドラ ダメな男じゃダメですか?」 町田啓太の群馬弁が見たくって見始めましたが…なんだか結構いいお話だぞ?「身ィしみろィ!」北関東友達の茨城弁では「しみじみしろィ!」ですね。「はいっ!」私も思わず背筋を伸ばして応えちゃう。町田啓太のBBA演技、宮崎美子のダメ男演技、それぞれがすてきでした。本日最終回ですが、きっと身ィしみた田町権太の爽やかなラストを見ることができるでしょう。
NHK土曜夕方の時代劇「小吉の女房2」「わげもん」 この枠、なくならないでほしいなぁ。
「居酒屋新幹線」 仙台銘菓として萩の月じゃなくて支倉焼(大好き)を取り上げるあたり渋い…と思って見始めたのだけれども。「孤独のグルメ」に並ぶには無理があったなぁ。新幹線といってもJR東日本エリアなので東北か上越に限られること、ネット友達とか家族とかお酒とか座席での過ごし方ルール(こんな人が隣にいたらガン見だよね)とかが余計なんだな~きっと。そう考えると一人でひたすら旨いものと真摯に向き合う五郎さんって凄い!って心底思いました。続きは…ないだろうなぁ。
ごめんなさい、挫折したドラマ
「しもべえ」「恋せぬふたり」「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」「ゴシップ」「鹿楓堂よついろ日和 」
でも、「しもべえ」は最近、深夜再放送で終盤を見て、結構じんと来ました。しもべえの謎っぷりにしびれを切らして見るのをやめてしまったのだけれども、再放送あれば今度はそこをちょっとこらえて見てみたいと思います。
ドラマ以外で面白かった番組
「ETV<ぼくは しんだ じぶんで しんだ 谷川俊太郎と死の絵本>」 90才を迎える谷川俊太郎が「自死」についての想いをことばにした絵本の制作ドキュメンタリー。老いてなお…というより老いたからこその新たな問題提起と妥協なき表現。その精神や感性には瑞々しさを感じます。つくづく谷川俊太郎って凄いなぁ。
スノードーム、閉じられた小さな宇宙の中に詩人が見るものは?
「NHKスペシャル未解決事件~警察庁長官狙撃事件」 國村隼vsイッセー尾形の演技がすごい。しかも中村は岐阜刑務所でまだ生きているのですよ。この中村という男、複雑で多面的、常人の思いもよらない精神構造の持ち主なのでしょう。ドラマで描かれた人物像、本当のところはどうなのかわからないけれど、ドラマの合間合間に出てくる本人の筆跡や実際の経歴からも、背筋がぞっとするようなものを感じます。そこを演じ切ったイッセー尾形の演技、國村隼の静かな演技と相まって、一種壮絶なものを感じました。…にしても、日本の警察の根深い問題ってあるよね~。秀作だったと思います。
「ETVコロナ渦の松沢病院ルポルタージュ」 砂の器の世界がまだこの日本にはあるのか?
「鉄道ひとり旅」 ダーリンハニー吉川のこの番組、のほほんとしていて好きなんですよね。今回は岳南電車の旅が良かった。沿線の<杉山フルーツ>、工場内を走る電車などなど、乗ってみたいなぁ。昔の井の頭線車両も懐かしい。次回放送はいつ?
「日曜美術館」で印象深かったもの
「激動の時を生きた浮世絵師 月岡芳年」
こんなに情緒ある作品も作っていたのですね。
「天使か悪魔か 建築家白井晟一」
BGMがモーツアルト「レクイエム」とベートーヴェン「第九」「悲愴」…これがしっくりきてしまう建築家。近いうちに松涛美術館に行って、白井の世界に浸ってこようと思っています。
あら~思ったより長くなってしまいました。でも、この時期もっともハマっていた…いや現在進行形ではまっているのは朝ドラ「カムカムエブリバディ」。3月31日現在、残り1週間。安子=アニーなのか問題やデイジー問題で揺れる朝ドラの民たち。わたしもすっかりその一員です。