こんにちは
昨日はTOEIC点数の話をしたので
イングリッシュつながりインスパイアにしました
スタンフォード大学の名講義から
エントリーシートのアドバイスをしてみようと思います☆
◆A-Bテスト
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グーグルなどのインターネット関連企業では、いわゆる「A-B」テストに頼っています。具体的には、ソフトウェアの二つのバージョンを同時期に発表して、どちらの受けがいいか即座にフィードバックを受けるのです。
スタンフォード出身のジェフ・セイバートとキンバー・ロックハートが設立した会社では、つねにこのやり方をとっています。
例えば、緑の文字で
「今日アカウントを取得しよう」
と表示していたとき、加入率は8%でした。
「いますぐ簡単サインアップ」
に変えると、加入率は11%に上りました。
そして
「30日間お試し無料」にすると、
加入率は14%に上ったのです。
※※※
ティナ・シーリグ/高遠裕子訳「20歳のときに知っておきたかったことースタンフォード大学集中講義ー」阪急コミュニケーションズ2010年から
※
この本は前にもブログで取り上げていますので
今日は別の箇所から引用紹介です。
◆表現を変える工夫
私はこの部分を読んで勝手に
「スタンフォード式エントリーシート記入アドバイス」
と名づけてみました。
※
原意はビジネスのポイント
「常に第三者のフィードバックで確認せよ」
になります。
就活生の
エントリーシートの元ネタは大半が同じでしょう。
アルバイトやサークル経験は誰でも同じなのですよね。
ところが表現を変える工夫を積むことで
「加入率=採用担当者の目に留まりやすい」
ということになります。
商品内容での差別化が難しい場合には
キャッチコピーで相手の心を掴むという
ポイントですね。
◆すべては仕事の基礎能力となる
企業活動の大半は営業や販売なのです。
エントリーシートの記入作業は自分という商品に
「売れるキャッチコピー」を考え出す作業にもつながります。
エントリーシート作成が面倒だと感じても
仕事の大半は毎日エントリーシート作成なのですから
慣れていこう。
一般的なキャリアアドバイスでよく言われている内容ですが
私はちょっと工夫をして
「スタンフォード式エントリーシート記入アドバイス」
と書いてみたよ☆
◆マフィンを売るにはイングリッシュと名づけよ
アメリカの何かのコラムで
※※
ありきたりのマフィンを売り出そうとするなら簡単だ。
「イングリッシュ」マフィンと名づければ飛ぶように売れる。
※※
という言葉がありました。
「イギリス風」というブランド言葉に弱いアメリカ人の
深層心理を揶揄したコラムだったと思います。
相手が自分に感じるであろう魅力の源泉をイメージしてみよう。
何をどうすれば自分が売りこめるのだろう?
★★☆☆☆★★
自己イメージは高いほうが客観的にはベターです。
就活生は
ありきたりのマフィンなので
イングリッシ・マフィンをめざしてみよう。
イングリッシュという言葉にかけて
文字通り「英語(能力)」という意味で
理解してもいいのですが
ここでのイングリッシュというのは
ありきたりなものを売り込もうとする
「オリジナルな創意工夫の精神」
というニュアンスでご理解ください。
★★☆☆☆★★
スタンフォード式イングリッシュ・マフィン♪
ではまたね。
(出典は忘れました)
イギリス人はプライドが高いという意味なのかもしれません。
小さな島国が「卑屈になるまいぞ!」という精神で大英帝国を作り上げたことは、今の日本人も見習いたいな、と思います。
日本人に受け入れやすい説明にするならば「自主独立の気概を持とう」ということです。
自信喪失で卑屈になってしまうと、人はどうしても「強いものに自分をゆだねる奴隷精神」に向かうようです。それは危険なことなのかもしれません。