フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

カッサンドラは、やはりいた。

2011-04-07 08:35:26 | Weblog
今日新聞に、福島原発推進の佐藤雄平現知事と原発反対の佐藤栄佐久前知事とのインタビュー記事が出ていた。現知事の雄平氏は、「東電に騙された」と自分が陳情して原発を福島に持ってきたことを棚に上げて相手を非難するスタイル。キミも一蓮托生なんだからいまさら被害者ヅラするんじゃないよ。非難するなら今まで享受した120億を返してから言うべきだろう。僕には、往生際が悪いとしか思えなかったし、この知事を担いだ福島県民も責任を感じるべきだと思ったね。それに比べて前知事は、謝罪すべきは、経産省と本質をついて「原発ができれば、人口は増える。農業がなくなり建設業が栄える。しかし、一世代で終わり残るのは放射能を含んだ使用済み燃料だけだ」と言い切っている。あの時、日本の原発安全対策は何一つなかったことを彼は見抜いていたのだろうか。カッサンドラは、どこにでもいる。その話は、なかなか耳に届かないのか。チェルノブイリでも発生から10日で放射能の拡散は止まったと言うのに3週間以上たった今でも福島原発は、放射能を外に垂れ流している。外国の救援もほとんど断ったと言う日本政府。秘密保持とか対面とか言ってる場合じゃないと思うけど。原発には、もう未来はないから、とりあえず早急な収束をはかるべきじゃないか。これも諸外国からのクレームの声が大きくならないとできないのかな。
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