SEXTUS barbaroi-gambado 照深坊さんの遊行記録

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解読と預言・果ては扇動の疑惑

2015-01-26 | 第二次フランス革命
ネウス神父 「我々は三十年程の時間と経験を要して未来を予見する器量を得た、これらを我々は預言の解読と呼んでいる」

      「28年前に東京に出た時は「ノストラダムス氏の予言集・第8版」とシャープのパソコンX1(エックスワン)と言う8ビットのCPUを搭載した普及型のパソコンを持って夜行列車に揺られ八畳一間の学生用のアパートに間借りして解読に挑戦しようとした」

      「大概の他人の人生もそうであるように正に「七転び八起き」「七転八倒」、最初の転びはすぐに来た…」

      「世間を知らない歳ではなかったが都会なれをしない性格の私が気付いた時には財布の中に500円玉一つしか無いようになっていた」

そして生活の為に働くようになりお定まりのようにギャンブルに浸り・酒に溺れ・気が付くと二十八年経っていた。

この二十八年の詩篇を私は予言集の中から見つけ出す事が出来る。

      「それが不思議なんだ」「本当に七回転んだんだ?」「つまり四年に一回仕事変わったり解読に熱中して仕事やめたり七回無一文になったのだw」独り者だから誰が文句言う事もなくこの「ななころび」を経験してきた。

「そんな人生28年掛ける2は56だが”フランソア・ラブレー”を真似て「渡航記」そのままに私の実話小説を作るつもりだった」

      「それなのにだ…」

スタップ機関長 「それなのにどうしたんだよ」

ネウス神父 「昔から預言の解読には批判的な勢力が少なくなかった「風説の流布」だとか強圧的な文面で攻めたてる研究者も多かった。文学的な世界からは「とんでも」と言うレッテルを貼り笑い流す風潮まで出来上がったくらいだ」

      「そして今度は「扇動」だと言いはじめたよ」

      「自らは理解に苦しむ預言解読に必要な経験なりをスパっと否定して「現在の社会を維持する」と言う目的を持つ大勢側の主張だ」

      「さあ次のカテゴリ「第二次フランス革命」だ」と言う時にあのテロだよ」

      「これじゃ作者が疑われかねん」

スタップ機関長 「元もとラブレーは渡航記を出版してから二年後に亡くなっているらしいぞ、こないだ作者が検索中にも「不老不死」の話は縁起が良くないと言う記事を見つけたよ」

      「主人公は「ネウス神父」なんだから作者は関係ない」「そう言って笑ってたよ」

      「キリスト教の教祖なんか布教期間は三年半で決められて居たくらいだからな」

      「最後くらい面白い話をきたいするぞ「ネウス神父」w」


ネウス神父の健康を最大限に願わずには居られない作者で有った。


ネウス神父 「なんちゅう作者じゃ」