今年も
「学校のマラソン大会」が行われた。
地元でも職場でも……
20年程前から
「みんな違って
みんないい」
そんな精神で、
「競走大会」でなく
「記録会」が増え始めた。
「自己の記録との闘い」である。
「プロマラソンの競争」に対して
「個人マラソンの自己記録」である。
地域や民間のマラソン大会の個人目標、
非常に正しい運営方針である。
学校でも
マラソン記録会が主流である。
事故の危険が多い「大会順位」でなく
個人に合わせた
「記録賞」とか
「完走賞」とか
「皆勤賞」とか…
ただし、
一部の教員や保護者に
「子どもの競い合いを
応援したい」
そんな思いが熱すぎて、
趣旨を混同してしまう。
本校も
「記録会」と言いながら
「順位の表彰」を
盛大に行った。
主催側としても、
手間が係って、
時間も係って、
働き方改革にも逆行している。
行事の趣旨を整理するのは
重要な「働き方改革」である。
「表彰式なんて見たくない」
「必要ない」
そんな児童や保護者も
大多数なのに…
マラソン大会は
そろそろ縮小して
記録重視の方針で………