放課後の職員室。突然,思いも寄らない保護者からの電話。
母「家の子が泣きながら帰ってきたんです。」
た(元気に帰っていったんだけど?)
「えっ?! そうなんですか?」
母「紅白リレーの選手を決めましたよね。
『その時に,6位に入っていたのに選手になれなかった。』
と言って・・・。」
た(でも,3人で判定していたから,
見間違えはないはずなんだけど・・・。)
「私はスタート係をやっていたので,気づきませんでした。
すみません。」
母「本人は,言い出せずに我慢してしまったみたいなんです。」
た(でも,あれは確か「敗者復活戦」で,
1位の子だけが選手になれるレースだったはず。
勘違いでしょう?)
「そういえば,給食の時間に『気分が悪い』と言っていました。
珍しい事だったので,私も『残して良いよ』と言ったんですが・・・。
それ以外は,元気に帰って行ったので・・・すみませんでした。」
母「きっと,気持ちの部分が原因だったんだと思います。」
た(親子での悔しさのやり場が欲しいのか?)
「そうですね。思えば,あの時も我慢していたんですね。」
母「でも,選手を決め直して欲しいと言っているんではないんです。」
た(これは,単なる「我が子可愛さ」だけではなさそうだな。)
「本当は,納得のいくように走らせてあげたいのですが,一方では,
『選手になれた!』と喜んでしまっている子もいるわけですので,
なかなか難しいんです。すみません。」
母「ただ,担任の先生には知っておいてもらいたいと思って・・・。
『学校に行きたくない。』と言い出すのが心配で・・・。」
た(やっぱり,不登校気味だった時期のトラウマか・・・。)
「気を付けて見ていくようにします。
『運動会が楽しみ』と思えるような,
活躍の場面を作れるように配慮しますので。」
母「ありがとうございます。」
た(あとは,休み明けが問題だな。)
「では,○○さんが,月曜日に元気に来てくれるのを楽しみにしています。」
・・・微妙なやりとりでした。
「勘違いですよ。」と,是非を正して事を荒立てるよりも,「惜しかった。」と思っていた方が幸せですから。
さて,私はそのために何回頭を下げたでしょうか?
母「家の子が泣きながら帰ってきたんです。」
た(元気に帰っていったんだけど?)
「えっ?! そうなんですか?」
母「紅白リレーの選手を決めましたよね。
『その時に,6位に入っていたのに選手になれなかった。』
と言って・・・。」
た(でも,3人で判定していたから,
見間違えはないはずなんだけど・・・。)
「私はスタート係をやっていたので,気づきませんでした。
すみません。」
母「本人は,言い出せずに我慢してしまったみたいなんです。」
た(でも,あれは確か「敗者復活戦」で,
1位の子だけが選手になれるレースだったはず。
勘違いでしょう?)
「そういえば,給食の時間に『気分が悪い』と言っていました。
珍しい事だったので,私も『残して良いよ』と言ったんですが・・・。
それ以外は,元気に帰って行ったので・・・すみませんでした。」
母「きっと,気持ちの部分が原因だったんだと思います。」
た(親子での悔しさのやり場が欲しいのか?)
「そうですね。思えば,あの時も我慢していたんですね。」
母「でも,選手を決め直して欲しいと言っているんではないんです。」
た(これは,単なる「我が子可愛さ」だけではなさそうだな。)
「本当は,納得のいくように走らせてあげたいのですが,一方では,
『選手になれた!』と喜んでしまっている子もいるわけですので,
なかなか難しいんです。すみません。」
母「ただ,担任の先生には知っておいてもらいたいと思って・・・。
『学校に行きたくない。』と言い出すのが心配で・・・。」
た(やっぱり,不登校気味だった時期のトラウマか・・・。)
「気を付けて見ていくようにします。
『運動会が楽しみ』と思えるような,
活躍の場面を作れるように配慮しますので。」
母「ありがとうございます。」
た(あとは,休み明けが問題だな。)
「では,○○さんが,月曜日に元気に来てくれるのを楽しみにしています。」
・・・微妙なやりとりでした。
「勘違いですよ。」と,是非を正して事を荒立てるよりも,「惜しかった。」と思っていた方が幸せですから。
さて,私はそのために何回頭を下げたでしょうか?
保護者が「うちの子可愛さ」だけであったら,そうしています。
ただ,今回は「不登校のトラウマ」のケアであり,「いつもはとても協力的な親」からだっただけに穏便に終わらせてあげたかったのであり・・・。
すみません、状況もわからずに書いてますが。
そうそう、この前殿のブログにはるさん来てくれたんですよ。
う~ん。
その子の性格や日頃の行い,私との関係もあるので微妙なのですが・・・。
賢い親子なので,自分で気づいてくれることに期待します。
>そうそう、この前殿のブログにはるさん来てくれたんですよ。
はるさんは,殿さんと私のやり取りを覗いて大笑いしていたんですよ。「やっと参加?」という感じです。