たろすけ大分・雑感日記

いつ起きるのがわからないのが大災害。
できる限りの備えをして減災に努めたいと思っています・・。

民主党圧勝について雑感

2009年08月31日 | 放送番組関連
19時NHKテレビニュースで気になった放送場面があった。
民主党が圧勝したことについて感想を求めた市民へのインタビューの発言。
『税金を上げるくらいなら高速は無料でなくてもいい・・』・・というものだ。

確か民主党の“公約”では
“この先4年間は消費税を上げない。高速料金は無料にする・・。”
・・というものだったはずだ。

市民へのインタビューは数人に対してだけのモノではないだろう。
それを、『税金を上げるくらいなら高速は無料でなくてもいい・・』という
市民の感想をあえて取り上げて放送したことに、違和感を感じてしまう。

マスコミなんて付和雷同人間よろしく時の政権に対してゴマすり報道の
類が見られるのはいつものことだ。
昨夜の開票速報中継で民主党の圧勝が決定的になった時
民放のキャスターが鳩山代表の表情を“精悍ささえ感じますね・・”などと
ゴマをすって場を盛り上げようとしていた。バカかと思ったものだ。

さて・・、先の市民の感想
『税金を上げるくらいなら高速は無料でなくてもいい・・』を選んで
ニュース放送として使ったことについて民主党援護を目論んだ恣意的
世論誘導的なものを感じてしまったのはたろすけだけだろうか?

また、民主党の鳩山代表は
『数のおごりを捨て去らなければならない。他党の応援をもらって強行し、
突っ走っていけばいいという発想ではない』と“数に頼った対応を否定”
・・したそうだが、果たしてソレを守りきれるだろうか?

かって公明党が野党の時“少数意見の尊重を・・”と訴えて
自民党の数に任せた強行採決を批判していたが、与党となった途端、自ら
強行採決側に転じ積極的に荷担したという事例があることを忘れてはならない。
(まさか野党に転じた自民党側が、牛歩戦術に転じたりして・・笑。)

新しい政権が誕生したとき、こぞってマスコミは提灯記事を書く。
しかし毎度のことながら時間の経過と共に批判記事に転じていく・・・。
民主党の新政権、マスコミの報道の仕方に注目して行きたい。

●参考:関連する日記です。
  ◎NHK 日本のこれから ・・を見て思うこと 2009年08月15日
  ◎過半数取れば国会はいらない 2007年07月01日
  ◎強行採決と牛歩戦術に思うこと… 2004年06月05日
  ◎国会:牛歩戦術・強行採決に思うこと 2003年07月27日
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 田主丸花火大会、初めて行き... | トップ | ●足跡帳 2009年8月版 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

放送番組関連」カテゴリの最新記事