「秋の七草」そして「秋の上に草冠」、
これぞ、「萩の花」は間違いなく秋の花です。
この花、日本全域に生育して、花札や万葉集にも
出てくる古い花、ということが出来るのではないでしょうか。
旅の歌人で有名な松尾芭蕉は、
「ひとつや(一家)に遊女も寝たり萩と月」と言う句が、
なぜか記憶に有ります。
福井県では敦賀市の市花、
仙台市など多くの市町村の花になっているようです。
低木落葉樹と言いますが、木は太く育っていくのではなく
毎年、「前年の木が枯れ、そのあとに新芽を出し花咲くまで育つ」と言う
不思議な花、また、繁殖に強くいつの間にやら萩の木があると、
植えた覚えの無い場所に、芽吹いています。
猛暑が済み、涼しくなったと思いましたら、
8分くらい開いてきました。
そして2度目の開花「源平菊」、まだ白色ですが
雨降りにより、一気に咲き出した模様。
これから色づくのでしょう。