太陽光発電所での草刈りの大きな目的は「発電量維持」です。その場合、地面より10~15cmの高さで草を刈る「高刈り」という草刈り方法が適しています。
「イネ科雑草」の成長点は、「広葉雑草」よりも低い位置にあります。イネ科雑草は高く伸びるものが多く、広葉雑草の背丈は比較的低いです。 太陽光発電所において邪魔なのはイネ科雑草なのですが、地面すれすれで草刈りをすると、広葉雑草は成長点がなくなり駆逐され、イネ科雑草だけが生き残ってしまう為、やればやるほど背の高い草の量が増えていく可能性があります。実際、毎年草刈りが大変になっている現場も多いのではないでしょうか。これに対して高刈りで広葉雑草も残すことで、少なくとも現状維持ができます。また、イネ科雑草の成長点が日影となることで成長が阻害されますので、草刈りの簡易化も期待できます。
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