畳職人(松浦畳店3代目のブログ)

和室は家族の一体感を高めます。

親父

2006-11-06 22:47:22 | 畳工事
親父はたたきあげの職人。
10代の頃から東京の下町の畳店で修行していたみたい。
なんだかんだといっても親父は偉大だ。

「おまえの親父は人柄が面白い」と他人から言われる。
口下手で話し振りもずけずけというのでお客さんに
失礼ではないかと私は冷や冷やする。でも
お客さんから見ると話しやすくてひとなつっこい感じがするみたい。

今でも親父と仕事をしていると衝突する事がしょっちゅうある。
自営業だと技術もさることながら
もっと大切なのは接客、そしてにじみでるような人柄かなあ~と
最近よく感じる。

まだまだ私は親父から見ると幼いのだろう。
以前、親父が言っていた。
「商売人はちいと阿呆な方がかわいげがあっていいんじゃあ~」


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
やっぱり? (neo)
2006-11-07 23:04:57
いちいち頷きながら読ませて貰いました。
我が家のオヤジも、全く一緒。
ぶっきらぼうで、お客さんに接しても良いの?って、感じ。
ただ最近は、それもまた「有り」だと
思えるようになってきました。
返信する
そうですよね~。 (まつ)
2006-11-08 17:55:55
親父のファンの人、
おおぜいいると思う。(てまえみそですが)

あのおじさんに会いたいので
うちに畳を注文するといった感じ。
まさに天然なんだと思う。

時にホロッとするようなことを
お客さんに言ったりする。
そんな時、お客さんは癒されるんだろうなと
思う。
返信する

コメントを投稿