長期入院で歩けなくなった父を、もう一度歩かせたい。
行動したお陰で、入院時に撮った造影CTも見ることができました。
(当初造影だと思っていたのは、ただのCTだったようだ)
CTやMRIもなかなかのものだったが、
造影CTだと腎臓のダメージがもっとよく見える。
また、向こうでエコー検査を行った際に、新たな発見もあった。
今後の方針としては、
・血圧を大きく下げる。
・右腎臓を悪くしない。
・半年に一度、CTなどでチェックする。
というところです。
手術に関しては、少なくとも当分はやらないことにします。
医者は、癒着などの後遺症が出やすいため、
やらない方がいいという意見です。
腎臓は、肝臓と異なり再生しないそうだ。
医者は、左は諦めるしかないという意見だが、
血圧を大幅に下げたら、左腎臓の機能がいくらか回復しはしないか?
クレアチニン値は、2年前が0.99、今が1.05である。
を購入し、交換して修理完了しました。
9.多房性腎嚢胞の1例(1978年11月 泌尿紀要24巻11号)
http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/122285/1/24_0937.pdf
同じ名前の論文が、もう一つあります(文献3)。
この文献9は、古い方。
重度アルツハイマーと診断されている父親が帰ってきて、
入院前に異常だったことで、ひとつ直ったことがある。
入院前は、靴や草履を、両足にまともに履くことができず、
片足靴・片足はだしで歩いていることが多かった。
また、片方の足に靴下を重ねてはいたりもしていた。
(半側空間無視?)
それが、ちゃんと両足に靴・草履を履いて歩くようになった。
壊れた脳細胞が、少しだけ再生したのかな?
8.腫瘤核出術を施行した Multilocular Cystic Nephroma の1例(1987年12月 日泌尿会誌 78巻8号)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jpnjurol1928/78/8/78_8_1429/_pdf
腫瘤の核出等, 可能なかぎり腎保存的治療法を選択すべきとの主張。
これまで、赤十字病院、および、大学病院の医師から治療の必要はないと言われ、
今日は、たまたま、父親の関係で私の腎嚢胞のことを知っている医師が、
母親に、「腎嚢胞は経過観察」という意味のことを言ったそうだ。
放置じゃなくて経過観察なだけ、まだマシか・・・
どこかの医学教科書に、「多房性腎嚢胞は放置」と書いているのか?
これのおかげで、救急車で病院に運ばれたし、腹部に違和感がある。
納得がいかない。
6.多房性嚢胞状腎細胞癌の2例 -51報告例の検討と予後調査の結果- (1992年 泌尿紀要38巻9号)
http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/117649/1/38_1045.pdf
7.多房性嚢胞状腎細胞癌の2例(1993年 泌尿紀要39巻1号)
http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/117757/1/39_45.pdf
「多房性腎嚢胞」と「嚢胞状腎細胞癌」との鑑別が難しいらしい。
後者であった場合でも、悪性度が低く、最も予後良好な腎細胞癌であるとのこと。
多房性腎嚢胞(multilocular cyst of the kidney)のことを、MyMedでは以下のように説明しています。
孤立性多胞性嚢胞(solitary multilocular renal cyst)
稀ではあるが腎の一部に多発性、孤立性に嚢胞が多発する疾患がある。小児期に診断される症例と成人期に診断されるものとがある。
1951年にPowellらが提唱した診断基準が有名である。それによると、嚢胞は片側性、孤立性、多発しており、腎盂と交通がなく、お互いにつながりをもたず、上皮細胞で裏打ちされており、腎実質はみられず、病変以外は正常腎組織である。
超音波検査やCT検査などを用いて診断するが、確定診断は病理学的になされる。
治療法は単純核出術が考えられるが、病理学的にWilms腫瘍や、partially differentiated nephroblastomaの成分が見いだされることもあり、腎摘出術を勧める考えもある。核出術をおこなった場合には詳細な病理学的検討と共に慎重な経過観察が必要である。
http://mymed.jp/di/anx.html
医師が書いた私のカルテには、「多発性腎嚢胞」と書いてある。
しかし、これは、深刻な遺伝性難病である「多発性嚢胞腎」と紛らわしい。
発熱、血尿(正確にはミオグロビンでしょう)が出ていたそうだが、
2日前から向精神薬を止めて、今日は熱も下がり、かなり回復していた。
悪性症候群の死亡率は低くないので、少し心配した。
病状を医師に言ってくれた看護師の方に感謝。
来週火曜日に帰宅予定と決まった。
食事を摂らず、ベッドに寝て点滴を受けていると、
昨日、病院の看護師から電話がありました。
向精神薬による悪性症候群のようです。