(湖国夕照@ホテルの部屋から)
ホテルの部屋から眺める湖国の夕暮れ。先週の浜松~京都ツアーは伝票が向こう持ちでしたんで(笑)、正直テメーのカネだったら泊まらないプリン〇ホテルとかに泊まってしまいました。滋賀県は西武グループの創業者である堤康次郎の出生の地ですから西武&コクドの影響力は強く、鉄道で言うと近江鉄道は西武の車両ばっかだし、近江鉄道バスは黄金期のライオンズカラーだし、プリ〇スホテルだけでも大津、彦根、マキノと3つもありましたからねえ…堤義明の総会屋絡みで彦根、マキノは売却されてしまいましたけども。
最上階37Fから眼下に広がる大津の夜景を。ホテルも高けりゃ値段も高いという首尾一貫としたバブリーな思想を平成の世に伝える〇リンスホテル。この辺りは大津一番の繁華街っぽいが、西武デパートもPARCOもあったりするのがさすが西武王国だなあ。湖岸にはホテルに続いて公園や県立武道館や県立芸術劇場(びわ湖ホール)が立ち並び、県庁所在地らしい文教地区としての側面もあります。
翌朝にぶらっと浜大津の旧市街に出てみたのだが、去年のGWに京津・石山坂本線を乗り潰した時にちょこちょこと歩いてみたので勝手知ったる所。路地に味わいがあるよね。ちょっと錆びれてはいるけれども…この辺りは寺町でもあるので、路地裏から大きな伽藍がちらりと見えたりして、余計そう感じるのかもしれない。
早朝、人気のない西近江路を、逢坂越えに向かう京津線。板塀の旧い店舗には「螺細三寶堂」と書かれていますが、仏壇や欄間の装飾をする店らしい。そんな店が普通に通りにあるのも、この辺りが寺町なのか、京の都に近いが故か。
交差点の大カーブを右に回り込んで浜大津の駅に進入するお決まりの構図。定番だがカッコいい。去年に引き続いてまた撮ってしまった。交差点の脇にある「三井寺の力餅」はよくあるシンプルな棒きなこ餅ですけど、トロリとして美味しいですよ。日持ちがしないのであんまり土産には向きませんが…
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