(画像:Go West!)
遅ればせながら(遅れてないか)、新機D90をデビューさせて参りました。
デビューを飾る…と言うかまだ何もこの機械の操作に慣れてないんで、まずはどんくらいの感じかって事での小手調べ。
んで、小手調べのお相手は東海道新幹線。普段はのんびりとしたローカル線を相手にまったり撮ってる事の多い私ですが、本日はいつものお相手よりスピード約200km/h増しですwスピードマシマシシャッタータイミングカラメって感じでしょうか(笑)。敢えて厳しいお相手を選ぶ事によってこの機材のポテンシャルがどんなもんかを掴んでみようと言う事で…あ、もちろんレンズは同時購入のニッコールVR70-300メインで行ってみました。
静岡県は富士市の通称「浮島ヶ原」は、大きな富士をバックに高架のストレートをかっ飛ばす新幹線を収められる有名撮影地。
まずは日の出直後の赤味の強い光をWB晴天日陰で強調、ISO400の1/800でここまで露出が稼げて被写体が止まれば上々だねえ…っつーかやっぱ新しい機材っていいわあwシャッターの切れは1秒4コマ、押せば押すだけ機関銃のようにフルバッファーまで打ち込めるし。これは前のD80とはスタートの時点で「上上下下左右左右BA」をやるかやらないかくらいの差があるような気がする。もちろんレンズの手ブレ補正も効いてるんだろうけど。
蒼天の下を駆け抜けるN700系。
今週は不幸にも遭難事故が起こってしまった富士山。自分はこの山を愛でる事には執心している方だが、挑むなんて気持ちはさらさらない。本当に見ているだけなら世界遺産に指定しても良いと思える美しい山だけれども、その美しさの裏には厳しい自然の刃がある。麓も枯れ野に霜が降りるキリキリに冷えた朝、AM8:00の富士市の気温は0.4度。同じ時間、富士山山頂は氷点下28度だったようだ。山頂の霞のような雲はひょっとしたら地吹雪かもしれない。
ちなみに片山右京と私は水海道のコンビニで一緒にレジ待ちをした仲でもある。R294から旧道に入ってすぐのファミマでの話ですが。だからどうしたと言われたらどうでもないんだけど。筑波サーキットにでも行く途中だったのだろうか。
それにしても新幹線って~のは凄いものだ。
何が凄いかって、200km/hを超えるスピードの列車が、早い時はおよそ2~3分の間隔で東京方面へ大阪方面へそれこそ山手線のようにバンバン走って行くのですから、そのダイヤを組み立てた人、そのダイヤを安全に運行させる制御システムを作ったヤツ、どいつもこいつも天才じゃねーかと思う訳ですよ(笑)。
それゆえ練習対象には事欠かない訳で、こんなカットも狙ってみた。
自分自身もこう言う撮り方した事ほとんどないんですけど(だって出来ね~しw)、新機はあまりにも連写が利くもんだからやってみましたよ、流し撮りってヤツを。
流し撮り素人でも200km/hオーバーの被写体を1/80のシャッタースピードで止める事が出来るんだから、まあなんつうか使い手が甘ちゃんでもカメラが勝手に補ってくれる部分が大きいんでしょうね。それでいて前機のD80とそう変わらない大きさで機動力も申し分ないのですから、10違いでずいぶん変わるものだ。
週中のウジウジを吹っ飛ばす、新鋭機のデビュー戦でした。