かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

夏が来れば思い出す。

2015-08-10 | 気ままなる日々の記録

 日本の37候の中に、「涼風至る」という候があり、秋の涼しい風が吹き始める季節となっている。これは丁度新暦の8月7日から8月11日に当たる。

 夕方、5時頃蓮池にでた。期待しただけあって今までの熱風とは違い、涼風とまではいかないがそよ風程度には感じられる。日没後にいけばもっとましかもしれないが、ドアが6時前にロックされてしまい、我々は2度も閉めだされてしまった。歩ける人々にとっては道ならぬ抜け道があるが車椅子利用者はスタッフの手を借りないといけない。之以上失敗しては恥ずかしいので5時ごろ行くことにしている。

 そういえば、セミの鳴き声も以前とは変わり、見えぬ風にも微かな秋の気配を感じる。マダマダ日中は猛暑だが

 猛暑の夏には必ず思い出すことがある。もう10年もまえになるだろうか。その頃、一年に1回ぐらい避暑や避寒を兼ねて海外にセミロングステイをしていた。観光目的ではないので、1か月ぐらいコンドミニアムを借り、食事は朝夕は自分で作るという生活の仕方であった。当然、三日に一度くらいは食糧の調達に出なければならない。市内はどこへ行ってもバス代無料なのでとても便利だが、市内のスーパーは非常に混みレジに長蛇の列ができる。これが厭で我々は電車に乗り込み3つ目の駅で降り、先ず日本食まがいの小さなレストランで味噌汁と丼物のランチをとる。その後、駅のそばの大きなショッピングモールでのんびり買い物をし、のんびり帰宅するという日程にしていた。

以下は避寒に出かけていたオーストラリア西海岸のパースでのことである。この町は初めてイギリス人が多く住みついた街で至る所がイギリス風で洗練された美しさがあるまちであった。

 ある日、買い物に出た折り、いつもより暑いと感じた《日本の32度か33度の感じ》 勿論、パース市内の市民および旅行客は誰もパラソルを使わない。帽子なしの人々も大勢いて、いつものようにビジネスマンはランチに出かけ、いつものように町は観光客で賑わっていた。驚いたことに夕方のテレビでその日の気温は40度以上湿度10パーセントと報じていたのである。熱中症には罹らなかったが喉を傷めてしまった。市内の薬局でマスクを買い着用しようとあちこち探したがオーストラリア人は特別な職業な人を除いてマスクはつかわないらしい。3日間ほどで何とか乗り切ったが、今度来るときはマスク1箱分持参しようと思っていた。

 しかしどうやらこのプランは、実現できそうにない。。(E)

 



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