鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4940回】 売り場が汚いと、絶対にうまくいかない

2024年07月09日 | 住宅コンサルタントとして
小売業であれば、売り場や店舗。

住宅会社で言えば、モデルハウスやショールーム。

このお客様をお迎えする場所が
清掃できていない、もしくは汚いと、
何をやってもうまくいきません。

敷地内の雑草が生えている。
ショールームやオフィスの街灯や照明の電球が切れている。
敷地内の駐車スペースの白線が剥げている。
敷地内のアスファルトがひび割れしている。
看板が汚れている。

こういう外回りの状態を通行する方に見せているということは、

「私たちは細かな部分まで気が回らない会社です!」
「私たちは、雑で利かないスタッフしかいない会社です!」

ということを地域の方たちに発信しているということなのです。

モデルハウスやショールームの清掃が甘いということは、
細かな部分でミスをする可能性が高いとか、
細かな部分まで配慮ができない、ということを
お客様にお伝えしているということです。

一流のお客様は、必ずこういう細かな部分を見ています。

そして、そういう細かな部分の清掃が建物内や敷地内で
徹底できていない会社には、
自宅の建築を依頼しようとは思わないのです。

では、敷地内やオフィスを
どのレベルまで掃除をすればよいのか?

それは一流と言われるお店や企業を自らの目で見ると
一瞬で理解できるかと思います。

そしてそういうレベルの方たちの店舗を見て、
一流と自分たちとのレベルの差を感じ取れるか?

自分たちの至らなさを感じ取れるか?

ここがとても大切になってくるかと思います。

そして経営者や役員は、
やはり定期的に自社の売り場や現場をチェックし、
敷地内の植栽や看板、のぼり、
もちろん建物内の清掃状況をチェックすべきでしょう。

自社の売り場が汚い場合、
その際集積には全てトップにあるのです。

皆さんの会社の売り場はキレイですか?
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