私、高校1年生までボーイスカウトに入っておりましたが、
そのボーイスカウトをつくった、
ロード・ベーデン・パウエルさんの言葉、
「備えよ 常に」の重さが、非常に重く感じております。
(ちなみに、小学生の頃は、この言葉の意味が分かりませんでした)
リーマンショックの時は、お金の動きだけが止まりましたが、
今回のコロナショックでは、お金+人+モノの全ての流れが
世界的に止まってしまっており、
現代社会の問題点や矛盾点を浮き彫りにしていくことでしょう。
こういう時代がいつ来るか、誰にも予測はできませんが、
まさしく「備えよ、常に」で、いろんなことを想定し、
企業経営をしておかなくてはなりません。
我が家の長男は、
京都のフォーシーズンズホテルでアルバイトをしていますが、
ついにホテル側から、アルバイトの雇用解除の通達があった、とのこと。
全ての業務を正社員のみで回す、ということが決まったようです。
航空会社やホテル、小売り業など、いろんな企業で
賞与カット等が行われると思いますので、
今年1年は、消費は冷え込む可能性もあるでしょう。
1~2年、売り上げが半減しても、倒産することが無いよう、
内部留保を厚くしておくこと。
更にいざという時、金融機関から
必要な金額を適正金利で借りられるようにしておくこと。
震災などがあるかもしれませんから、
数週間程度の食料品や日用品の備蓄をしておくこと。
何が起ころうが、自分の家族や大切な社員さんを
守っていかなくてはなりません。
「備えよ、常に」を忘れず、経営して参りましょう。