連日、いろんなものの価格が値上げされる、
というニュースを目にしまくります。
石油、ガソリン、各種食品、木材、合板、電気代、住設機器など、
挙げればキリがありません。
その要因は、コロナ禍における物流の停滞なども
影響があるかもしれませんが、
単純に円安になっているから、とも考えられるでしょう。
今、世界に展開している日本企業は、
世界に生産拠点を持っていて、
円安になったとしても、昔のようにメリットは少なく、
逆に輸入品は円安の影響をモロに受けて、
価格が高騰する訳です。
住宅業界では、木材価格が上昇し、
次に合板と言われる、家を建てる上で
欠かせない板の価格が猛烈なスピードで上昇しています。
そして4月以降より、住設機器なども上がり、
正直、同じ30坪の家を建てるのに、
3年前と比較して200万は価格がUPします。
お客様との契約時の原価と、
工事着工時の原価が相当変動するので、
元から低粗利でやってきた住宅会社は、
経営していく上で必要な粗利益額が更に減少し、
赤字になる企業が続出するでしょう。
その上、価格上昇であったり、不況の中で、
家を建てる絶対数が減ったりする中、
着工棟数を落とすと、資金が回らなくなり、
倒産してしまう会社が増える、と個人的に予測しています。
世界では、日本以外、旅行やビジネスでの人の往来について、
ほぼ規制を撤廃していて、観光もビジネスも活況となりつつあります。
で、この日本だけですよ、
高齢者の情弱の方たちをワイドショーが煽って、
支持率確保のために、頭の悪い知事と総理が、
自粛だ、鎖国だと、高齢者にウケる政策を打ち出し、
世界に取り残される。
3月から1日当たりの入国者数を増やすって、
たった5000人でしょう?
歴代でも群を抜く、岸田総理の判断力。
この愚策が、これから先、ますますこの国の国民を
苦しめるような気がしています。
人の往来を、以前に近づける。
観光客を受け入れる。
農業も漁業もサービス業も運送業もホテルも、
皆が一気に忙しくなり、景気が良くなる。
円安も解消されていく。
今の日本に必要な決断を
していただきたいなぁ、と個人的に思っています。