鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3509回】 スピードこそが命

2020年08月08日 | 住宅コンサルタントとして

クライアント様の業績が向上するよう、

クライアント様がより良い会社になるよう、

そしてクライアント様の現状の問題が解決するよう、

さまざまなご提言させていただくことが、弊社の仕事です。

 

その際、小手先の手法に頼るのではなく、

商売の王道に沿ってご提言をさせていただいております。

 

各社様の状況によって、

ご提言させていただく内容や時期に若干の差は出るものの、

根本的な部分は同じです。

 

ただ、同じことをご提言させていただいたとしても、

結果の差は如実に出ます。

 

その最大の理由は、ずばりスピードです。

 

着手のスピード、実行のスピード、改善のスピードが、

成果が出るクライアント様の場合、圧倒的に速いのです。

 

こういうクライアント様に共通するのは、

 

「まずやってみよう」

「うまくいかなかったら、改善したり、

場合によっては辞めればいいじゃん!」

「あーだ、こーだ言う前に、まずやろう!」

 

というスタンスなのです。

 

そしてこういう空気感の会社に共通することは、

組織内の空気がポジティブということです。

 

だから失敗しても、その原因を追及することもそれほどなく、

次に進むことが正解である、という価値観なんですね。

 

一方、いろんなことをご提言しても、

着手するまでに時間がかかる会社は、

やはり成果が出にくいのです。

 

そしてこういう会社に共通するのは、

 

「失敗したら、どうしよう」

「着手する前に、慎重に考えよう」

 

という感じで、新しいことに取り組む前にまず検討から入るのです。

 

しかも検討すると言っても、こういう会社は決断が遅いので、

検討することが目的の会議になりがちで、

そうこうしているうちにトレンドが変わったりしていくのです。

 

そしてこういう会社に共通するのは、

慎重すぎる空気とネガティブ思考なんですね。

 

今の時代、スピードこそが命です。

 

やって、間違っていたら、すぐに修正すればよい。

誰しも、失敗なんて数えきれないくらいしています。

 

ここを理解でき、行動に移す会社が成功するのです。

 

ちなみに、昨日のブログで紹介させていただいた、

生産性抜群の、昨対150%オーバーのクライアント様は、

思いっきり前者に該当しています。

 

皆さんの会社はどちらのタイプですか?


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