鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第4105回】 いよいよ巣立つ時

2022年03月27日 | 人として

この4月から、我が家の長男は社会人となります。

 

大学4年間、京都で一人暮らしをしていましたが、

その荷物を一時的に自宅に引き取り、

昨日、警察学校の寮にその荷物を運んできました。

 

いろんな感傷に浸っているのは、私と家内だけで、

当の本人は未来しか見えていなくて、

警察官のなるための厳しいトレーニングのために、

体力と筋力をつけ続けていました。

 

今から26年前の社会人1年目を迎える前、

自分がどういう気持ちで、

両親がどんな目で自分を見ていたのか、

そんな記憶、全く残っていませんが、

おそらく同じような感じだったのかな、と思います。

 

長男は福井県に行くので、

何かあればすぐに私たちは駆け付けられますが、

私、実家は大阪で最初の赴任地が旭川だったので、

両親からすると、大丈夫かな、と思っていたかもしれません。

 

長男の人生は、長男のものですから、

私たち夫婦としては、ただただ見守ることしかできません。

 

親として、未熟な部分もありますが、

出来ることは一通りやったと思います。

 

長男が家を出る日は、自分は家にいないので、

最後に一声、長男に掛けたのですが、

 

「ありがとうございました」

 

と言われたのは、ちょっと嬉しかったです。

 

子どもを見守る。

 

何かあったら、子どもを守ってあげられる力を

自分は親として持っておく。

 

そのために、日々精進しかありません。

 

警察学校を無事、卒業できた時に、

また会えることを楽しみに、

そして次男にスペイン出会えることを楽しみに、

しばらく仕事に没頭します。


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