この4月から、我が家の長男は社会人となります。
大学4年間、京都で一人暮らしをしていましたが、
その荷物を一時的に自宅に引き取り、
昨日、警察学校の寮にその荷物を運んできました。
いろんな感傷に浸っているのは、私と家内だけで、
当の本人は未来しか見えていなくて、
警察官のなるための厳しいトレーニングのために、
体力と筋力をつけ続けていました。
今から26年前の社会人1年目を迎える前、
自分がどういう気持ちで、
両親がどんな目で自分を見ていたのか、
そんな記憶、全く残っていませんが、
おそらく同じような感じだったのかな、と思います。
長男は福井県に行くので、
何かあればすぐに私たちは駆け付けられますが、
私、実家は大阪で最初の赴任地が旭川だったので、
両親からすると、大丈夫かな、と思っていたかもしれません。
長男の人生は、長男のものですから、
私たち夫婦としては、ただただ見守ることしかできません。
親として、未熟な部分もありますが、
出来ることは一通りやったと思います。
長男が家を出る日は、自分は家にいないので、
最後に一声、長男に掛けたのですが、
「ありがとうございました」
と言われたのは、ちょっと嬉しかったです。
子どもを見守る。
何かあったら、子どもを守ってあげられる力を
自分は親として持っておく。
そのために、日々精進しかありません。
警察学校を無事、卒業できた時に、
また会えることを楽しみに、
そして次男にスペイン出会えることを楽しみに、
しばらく仕事に没頭します。