なんじゃこりゃあ!!

自然科学全般をこよなく愛するブログです。OCNブログ人から引っ越してきています。

サイエンスゼロ16日分

2014年11月17日 | サイエンス

みなさんこんにちはtatuakiです(^-^v

お元気にしておられますか?なんか毎週毎週お元気にしているかとか書いていますが(^_^;)ご挨拶としてね。

土曜に私の母の訪問ヘルパーの方がサツマイモの天ぷらを作っていただきました。非常においしかったですよ。しかし介護ヘルパーさんてなんであんなに料理が上手なんでしょうか?感心してしまいます。

さて昨日のサイエンスゼロは題して「重力波」がテーマです。

質量のある物体が動くと重力波が発生します、アインシュタインが予測してから未だに発見されていません。

アインシュタインの重力理論とは一般相対性理論とされます。時空のゆがみこそが重力の源であるという物です。大きな質量が時空をゆがませる、これが重力の正体であるという事です。時空とは時間と空間が密接に関係しています。ニュートン理論では重力が瞬時に伝わるとしていますが、アインシュタインは、仮にニュートン理論が正しかった場合重力波一瞬にして伝わるので、太陽が消滅したとした場合、その瞬間地球がどこかに飛んで行ってしまいます。しかし太陽の光は地球に届くのに8分間かかります。という事は重力も伝わるのに時間がかかります。アインシュタイン方程式は重力波を導き出します。

空間は弾性、伸びたり縮んだりできます。空間は連続的でもあり空間を伸び縮みが伝播していくのです。

重力レンズと言う現象がアインシュタインの相対性理論が正しいとされていますが、唯一検証されていないのが重力波です。

重力波は非常に小さいため、重力イベントが宇宙で起きないと観測できません。しかも重力イベントは我々の銀河では10万年に一遍くらいしかおきません。

アメリカのLIGOなどありますが日本のKAGRAは一年間に10回くらいのチャンスで重力波を観測できると言われています。

日本の岐阜県飛騨市にあるKAGRAはトンネルに真空パイプを二つ入れレーザー光の干渉を利用します。普段レーザー光の干渉により光は観測されませんが、重力波の空間のゆがみが光を遅らせ光を観測できます。

他の国の観測では揺れがあったため観測が難しいのでした。人間活動や天候でもノイズが入ります。

地下200m以上の所でKAGRAは作られます。さらに光を往復させるミラーを冷却することにより温度による揺れを軽減することに成功したのです。

アメリカとヨーロッパなども今の重力波計を改造しているので世界で確認したり、競争したりしています。

重力波での天体観測なども行われようとしています。

宇宙が誕生して30億年してから光が出来るのですが、その前の重力波を確認できたらそれはもう大変なことになるでしょう。

以上が内容でした。

いや、興奮しますね。今まで重力波を検出するという事は何度か聞かれましたがこんなに小さくてこんなに観測が難しいと言うのが分かりました。是非成功してほしいものです。

そりでは皆さん、今週も頑張りましょう。

いやー下呂市は寒いですよ。エアコンも一時止まります(^_^;)

そりでは(^-^

 

コメント
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