なんじゃこりゃあ!!

自然科学全般をこよなく愛するブログです。OCNブログ人から引っ越してきています。

エビデンスに基づいた犯罪対策を(Newtonより)

2022年01月26日 | 本と雑誌
皆さんこんにちはtatuakicadoです( ^o^)ノ
今日は久しぶりに仕事が休みでした、普段今日のような水曜日は朝から色々と雑用などやっているのですが1日休みとなると何でも出来ちゃう気分になるものですね。実際には対したことはしていませんが(^^;)
さて先月のNewton記事には犯罪の記事がありました、ここは是非みんなに見てもらいたいエビデンスに基づいた記事でした。
まず凶悪犯罪は2003年をピークに減少傾向だそうで、ここで言いたいのは少年犯罪が凶悪化しているとか貧困や精神障害は犯罪の原因となると言う話が聞かれますが全部エビデンスは無いそうです。
青年限定型犯罪というのがあります、これはよくある「昔もやんちゃしていました」というタイプで大人になれば丸くなると言う人の典型例です。
問題なのは生涯継続型犯罪者という人で若い頃から窃盗や傷害などの犯罪をしていてそれを大人でも繰り返すと言う人なのです。
8つの危険因子が存在しておりこれに多く該当する人は気を付けた方が良いと書かれていました。
実際に死刑囚の人にはこの危険因子が多く当てはまる人が存在しています。
よく言われるサイコパスという人は他人の苦痛や不幸に共感できないとか自身の危険や死にまつわることに心を動かされないと言った特徴があります。
しかしサイコパスは必ずしも犯罪に手を染めるなんてことはありません。
問題は反社会的な傾向が強いサイコパスであり何故か心拍数が少ないと言う特徴を持っています。
前に京王線の切りつけ事件の容疑者はタバコをもつ手が震えていたという証言がありサイコパスに必ずしも関係があるとは考えられないと言われています。
また薬物依存には治療が必要で海外では罰則だけでなく医学的治療も行われています。刑務所へ入るのは先進国で日本だけです。
また近年日本の刑務所でも心理学的治療が行われています、この心理学的治療は個体差があるものの効果は必ずあり諦めずに治療することが重要と言えます(悲しいことに少なからず効果無いこともあるそうです)
日本は少子高齢化のためか高齢者の犯罪が多くなっています。
今回見てみて驚いたのはそのエビデンスです、凶悪犯罪は少なくなっているということとよく言われる貧困など関係ないことなどまだまだ日本は他の国と比べると犯罪率が少ないことや治安が良いと言うのは変わりないようです。
(一番少ないのがシンガポールです)
さて水曜日ですね。
どちらさんもお元気で。
あ、明日は仕事があるのですが(^^;)
何時までも休みは取れませんね。
そりにしてもコロナウイルス・・・
そりでは<(_ _)>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする