昨日、第24回日本言語聴覚学会に参加してきました。
学会は23日(金)、24日(土)2日間あり、私は業務の兼ね合いで2日目のみの参加でした。
コロナの産物のオンライン配信が後日あるので1日目の内容や聴けなかった発表から学ぶ事ができます。
今回1番学びが多く、楽しく参加できた発表は
『算数文章題が解けない子どもたち――ことば、思考の力と学力不振』の著書 慶應義塾大学環境情報学部教授 今井 むつみ さんの発表でした。
◎『うさぎ』を子どもに教える事ができるのか?
◎言葉は知識として覚えるものではない。
◎言葉は状況や文脈と結びつけ、似ている単語と結びつけ、選別して獲得していく
◎“考える”とは知識を使って類推して問題解決する力
◎最近?の子どもは類推する能力が未熟な子が多い。
◎情報過多で知識は溢れているが、知識に関連付け類推することが苦手だという。
◎デジタル絵本と紙の絵本では紙の絵本の方が子どもの学びは多い。
理由は紙の絵本のほうが、子どもの興味に合わせて読み手が声をかけ易いから。
◎社会的文脈に触れる機会が多いほど学びは多い。
“答え”が溢れコミュニケーションが希薄になった現代の歪みが子どもたちに影響しているように感じました。
今井むつみ さんの本を買って読もうと思います。
やっぱり学会もデジタルではなく現地で参加すると子どもと同じで学びが多いです😄
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