今日の早朝4時15分からKiinaが出演されたはやウタの再放送がありますね。
https://www.nhk.jp/p/hayauta/ts/XRJG468P8L/episode/te/56YJ3N7Q7Y/
これからどんどん出演番組がメジロ押しになってくるでしょうね。嬉しくもあり寂しくもあり……
昨日は鎌倉殿をBSで観た後は、部屋に籠って読書三昧。日本の半分ぐらいの人が見守っていたコスタリカ戦は怖くてリアルタイムではとても観られなかったので。
今年度の直木賞を受賞された窪美澄さんの最新作が長谷川泰子さんをモデルにした作品とあって、その昔中原中也の詩に耽溺した覚えのある身としては、内容に関心を持たざるを得ません。
ご存じの方も多いと思いますが、長谷川泰子さんという方は、中原中也と小林秀雄を同時に愛した、二人の才能ある男性を手玉に取った悪女と(主に男性から)中傷されてきた方です。
でも窪さんは「女優になりたい。小説を書きたい。この人を愛したい。女性が自分の生き方を自分で決めることが困難だった時代にそれを貫き通した人を描きたかった」と執筆の動機を説明されていました。
コンサートの後半に紫のドレスで登場するKiinaは、喩えようもなく美しいです。それは女性的で美しいというのとは少し違うように思います。
胸を張り強いまなざしで前を見据えたその凛とした佇まいに圧倒されるのです。
それは「自分の道は自分で選ぶ」という確固たる意思表明の強さ、男女の性別を超えた人間の生き方としての強さからくる美しさです。
自分の人生を自分で選ぶことに、昔は昔の今は今の難しさがあるのでしょう。それでも自分の責任において敢えて困難な道を選ぶ人をやっぱり私は尊敬します。
中原中也の詩は50年経った今でも幾つか暗誦出来ますが、長谷川さんのことを悪女と思ったことは一度もありません。よほど魅力的な女性だったんだろうと、憧れさえ感じていました。
昨日は前々から注文していたキクイモが届きました。食べたことがなかったので、まずはお試しで1kg。まさかレターパックプラスで来るとは思いませんでしたσ(^_^;)