アルバム11曲めは1965年北原謙二さんの「ふるさとのはなしをしよう」です。Kiinaの初カバーは2010年「演歌名曲コレクション12〜三味線旅がらす〜」でした。
https://m.youtube.com/watch?v=xWtoTRk3Y_M
2014年ver.はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=XGUd80KYszU
2010年というのは、このアルバムに収録された歌い直しの曲の初カバーの中では一番直近になると思います。
初期の頃の「若さの勢いに任せて」という歌い方から一皮もふた皮も剥けて歌に深みが出てきた頃ですから、2010年ver.の「ふるさとのはなしをしよう」は過不足のない充分に魅力的な歌唱になっていると思います。
確かに、聴き比べると2014年ver.の方が落ち着いた、より優しさの感じられる歌唱にはなっていますが、それでもどうしても歌い直した方が良いと判断された材料が私には見つかりませんでした。
溺愛する「三味線旅がらす」が表題のアルバムだったので、一緒に収録された曲にも殊更に思い入れがあるせいかもしれません。
この年の8月に放送された「歌謡コンサート」でKiinaは「ふるさとのはなしをしよう」を歌っていますね。