アルバム「演歌名曲コレクション13〜虹色のバイヨン〜」、表題曲の次の2曲めは「離郷しぐれ」です。Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=1ruVFuMclkI
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/104556/
これは、18歳で福岡の実家を出て上京する日のKiinaご自身の心象風景ですね。旅立つKiinaと見送るご両親の姿がかず翼先生の歌詞と宮下健治先生のメロディーで、とことん演歌風に仕上げられています。Kiinaの発声法も演歌調です。
これと同じシーンをポップスで描いたのが、アルバム「Papillon」に収録された「おもひぞら」になります。
https://m.youtube.com/watch?v=AFPqWs4mxDM
こちらはいきものがかりの水野良樹さんが作詞作曲してくださいました。
同じテーマでも、どんなタッチで描くのかどんな絵の具で彩るのかで、こんなにも絵の印象が違って見えるんですね。
でも、どちらの絵にも親子の間に流れる愛がしっかり描かれています。
子は親を思い、親は子を思う。お互いの揺るぎない絆を信じているからこそ、子どもは勇気を持って旅立てるし親は寂しくても見送ることが出来るのでしょう。
永遠のテーマではありますけれど、Kiinaとご両親の関係性を知っているからこそ、より一層胸に沁みる一曲です。