アルバム・オリジナル曲6曲めは「女の合鍵」です。Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=qJEJEFo9tXE
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/230346/
主人公は愛人か何か。公式には認められない立場だったんでしょうね。
「あなたの将来のために身を引きます」という、これまでに何十曲何百曲も作られてきた演歌のパターンですが、仁井谷先生の歌詞に宮下先生がメジャー調のメロディーを付けてくださったことで、「前向きに身を引く」女性の歌になったように思います。
Kiinaもコブシをめいっぱい回して歌っていますが、どこか明るさのある歌声で、単なる「可哀想な私」になっていません。
早い話が、Kiinaが歌うとどんな演歌も手垢のついた古臭いものに聴こえないということなのでしょう。
もしかすると、これが近田春夫さんが指摘された「Kiinaと演歌の距離の取り方」なのかもしれません。
明治座公演では後半のセットリストに組み込まれていました。