アルバム「男気」締めくくりは、美空ひばりさんの「人生一路」です。
https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCP-32465.html
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/66639/
かとう哲也さん作曲のこの曲を、お姉様のひばりさんはとても大切にされていたようですね。
長良会長にとっても、若き日に「兄弟」と呼んでくださったひばりさんから弟さんたちの後見を依頼されていた経緯もあって、特別な想いがあったと思います。
ひばりさんの特別なメモリアルイベントでは、Kiinaは「人生一路」を任されることが多いですね。
23回忌メモリアルの東京ドームコンサートには私も参加出来ました。
テレビ番組の企画でバーチャルひばりさんとデュエットしたこともありますし、Kiina自身も2017年にリリースした「美空ひばりを歌い継ぐ 氷川きよし 映像集」の中でデュエットしていますね。
日本歌謡界だけでなく、コロムビアにとっても長良会長にとっても特別な存在だったひばりさん。
ご生前、長良会長はKiinaに「男版美空ひばりになってほしい」と望んでいらしたとうかがいます。Kiinaを座長に据えた劇場公演の企画も、その希望の一環だったのでしょうか。
親交の深かったおふたり。誰よりもまぢかでひばりさんの才能の凄さと陰での努力をご覧になっていたでしょう。
ひばりさんが歩んでこられた道をすべてKiinaという媒体を使って再現したい、ひばりさんは道半ばで倒れてしまわれたけれど、Kiinaには(世界進出という)ゴールをめざしてもらいたい。
それがKiinaという才能の塊を手に入れた長良会長の、プロデューサーとしての夢だったのでしょうか。
Kiinaがひばりさんを深く尊敬していることは誰でも知っています。
でも、Kiinaの人格はKiinaだけのものです。
誰かがたどった道でなく、誰かに示された道でなく、誰かの夢でなく、Kiinaが目指したい道を目指してほしい。
それがKiinaの「人生一路」だと思うのです。