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氷川きよしについて ★ by とねりこ

「HKピュアリバー」から「チームHK」へ〜Kiinaの歌声を味わい尽くす♬480-(1)

2018年のKiinaはカップリング違いこそ9

パターンにも及びましたが、メイン曲としては「勝負の花道」1曲で文字通り勝負し、作詩大賞、レコード大賞、紅白歌合戦に臨みました。

この次のリリース曲は、2019312日発売の「大丈夫/最上の船頭」になりますが、それまでの4か月間にも様々な出来事がありました。

 

2018年のコンサートツアーのゴールは例年同様大阪・フェスティバルホールで、1130日、121日の2日間4公演でした。

そして、ベースの藤林さんをリーダーとするHKピュアリバーはこの公演をもって解散となりました。

 

最終日の夜公演のアンコールで、Kiinaはサポートメンバー全員のお名前を一人ひとり紹介しました。

Kiinaはリーダーに対しても「17年間、体調の悪い時も頑張ってくれて」と涙ながらに感謝の言葉を口にしていました。

特に2001年に全国ツアーがスタートした頃には、不安でいっぱいのKiinaをリーダーを始め実力のあるプレイヤーの皆さんが精神的にもしっかり支えてくださったのでしょうね。

 

解散の背景にどんな事情があったのかは、外側の私には分かりません。

ただ、メンバーの中の何人かの方は、ご自身のSNSで「クビ」という表現をし納得のいかない解散であったように呟かれていたと記憶しています。

 

そういう訳で1213日、14日のスペシャルコンサートからはメンバーを一新したサポートチームが編成されました。旧メンバーからはバイオリンの後明さん、パーカッションの大宮さん、シンセサイザーの丸山さん、ギターの山本さん、トランペットの長谷川さんが残り、新たにドラムの松本さん、ベースの笹本さん、ピアノの国友さん、サックスの田口さんが加わって「チームHK」が結成されました。

この年のスペシャルコンサートを契機としたKiinaご自身の変化〜ポップスへの緩やかなシフトチェンジを考えると、この時点でのバンドの再編成は必要なことだったのかもしれません。

 

ひとつだけ、今でも残念に思うのはリードトランペットを担当してしてくれていたK君が抜けたことでした。

彼は2010年からメンバーに加わりましたが、若いながらも群を抜いた実力の持ち主で、正確なピッチと安定した音量には毎回聴き惚れたものでした。

トランペットプレイヤーを目指す人間のおよそ9割方は、いつかはジャズ一本で身を立てたいと願っているのではないでしょうか。

私は「K君ほどの力があれば、いつかはジャズプレイヤーとして一本立ち出来るだろうし、きよしくんのサポートでどんな歌手につくよりも場数を多く踏めることは、絶対将来に役立つはず」と密かに応援もしていました。

 

そのK君はKiinaのサポートメンバーに加わって程なくしてブログを綴るようになっていました。そこにご自分の演奏会のスケジュールも書き込んでいたのですが、201811月のある日のブログに1213日のとある演奏会のスケジュールを告知し、わざわざ「その日はタレントさんの公演には出ません」と書いたのです。

「タレントさん」とはKiinaのことです。ピュアリバーがフェスティバルホール公演をもって解散し、スペシャルコンサートには参加しないことを暗に予告したのでしょう。

 

私は彼の書いた「タレントさん」という言葉が今でも忘れられません。そこには曲がりなりにも自分が9年間トランペッターとして音で支えてきた歌手に対するリスペクトの気持ちが微塵も感じ取れなかったからです。

「いつかはひと角のジャズトランペッターとして独立したい気持ちはわかる。演歌の伴奏が単なる身過ぎ世過ぎのためでも良い。でも、あなたにとってきよしくんはただの『タレントさん』だったの?」

 

「男の絶唱」は力強いトランペットソロのイントロで始まります。この部分をK君は最後までノーブレスで吹き切ることが出来ました。むしろCD音源よりも上手いくらいです。

大好きな「男の絶唱」を聴くたびに「このイントロをK君はノーブレスで吹いてたなぁ」と思い出し、それと同時に彼が発した「タレントさん」という言葉がトゲのように刺さってくるのです。

コメント一覧

蘆花
タレントさんの言葉をどう感じるかは人それぞれですよね。だから別に意味なんてどうでもいいと思いますよ。
蘆花
私は花のこころさんと全く同じ思いです。
すーちゃん
今仕事から帰り ふと この日のコメント欄をあけて チャチャチャさんの私への コメントを頂いて
大変 申し訳なく思い また投稿させて頂きました。チャチャチャさん
こちらこそ ごめんなさいね。
ついつい きよしくんの事を思ってしまって……
文字というものに対して もっときをつけなければならないな!って
痛感 反省しております。
花のこころ
こんばんは〜♪

「タレントさん」と言う言葉に歌手に対してのリスペクトの気持が微塵も感じられなかった
「タレントさん」と言う言葉が棘の様に刺さっている

私も当時ブログを読んだ時、とねりこさんとまったく同じ事を感じました
10年近くも一流のステージで一流の歌手の演奏をしてきて、その歌手を「タレントさん」と呼ぶ???
なんかK君に失望したと言うか残念に思ったのを覚えています

今はトランペッターとして活躍されているのかな

今、俳優さん、歌手 たくさんの方達が独立されてますね
40代の人達が、これからの自分の将来をこのままでいいのか考える時期のようですね
今日アースジェットのCM観ました♪♪♪
kiinaはいつテレビに出てくれるのでしょうか、待ち遠しいです☆☆☆
izuchan
2018年のクリコンの前に、そのような事があったのですね。私は、2018年の明治座のお芝居を観て、ファンクラブに入り、コンサートはその年のクリコンでした。ドラムの松本さんは、ずっと前からメンバーかと思うくらい馴染んで盛り上げてくれていて、笹本さんは「笹パパ」とkiinaが言っているので、すっかり長いメンバーだと思っていました。

そういえば、2021年の12月のコンサートの時に、トランペットの素子さんとピアノの國友さんがメンバーから卒業されましたね。kiinaのインスタにも集合写真がのって紹介されていました。翌年の1月にkiinaの休業が発表されたので、お二人はその事もあり、自分達の次の新しいステージをめざして、旅立たれたのかもしれないと、勝手に思っていました。

kiinaがご自分の道を開拓される決断をして、次のステージに向かったように、バンドの皆さんも、kiinaの休業期間それぞれの活動を展開されていました。新生kiinaのバンドメンバーは、どのような方々なのか、ドキドキワクワクです。早く、会いたいなあ。
チャチャチャ
すーちゃんさん、たとえばと言う意味でkiinaの名前を書いてしまいました。気にされたのでしたら申し訳ありません。皆さんが(タレントさん)の言葉を気にされていたので私なりの(タレントさん)の言葉の意味を書きたかっただけでkiinaには何も関係ありません。誰も傷つけずに第三者の言葉だと思ったので良い言葉をさがされたなと思い書きました。不愉快に感じられましたらごめんなさい。
サファイア
再びすみません。 あれから思った事を書きたくて今戻ったら、チャチャチャさんが書かれてました。
リードトランペットだったK君の「タレントさん」という言葉は、どちらかと言うとkiinaへの配慮だったのではと思い直しました。 もしそのまま「氷川きよしさん」と書いたら、(真実はどうあれ)kiinaは多かれ少なかれ叩かれてたと思います。

私も、多くの皆さんと違う見解を言ってしまい、すみません。
みつこ
チャチャチャさん、、kiinaの全国ツアーは年末の国際フォーラムがスタートなのです。演出も衣装も一新してよく年のツアーが始まります。ですから、11月に解散が告げられたのですね。バンドのチェンジにkiinaがどのぐらい関わっていたかは分かりませんが、kiinaは音合わせの時も丁寧に挨拶していて、演奏者をリスペクトして居ますね。とねりこさんがちょっとショックを受けたタレントという言い方が適切とは私も思いませんが、歌手ともアーティストとも言いにくかったのかな?自身がアーティストの方は歌手のバックバンドに参加していることは公には言いたく無いのかも知れませんね。
すーちゃん
チャチャチャさん もちろんきよしくんKiinaは 何も知りませんし関係ありませんよ!
K君は 今のきよしくんKiinaと一緒で 自分の志してるものを 見つけられのではないでしょうかね?
チャチャチャ
おはようございます。何年もkiinaと一緒に頑張っていたバンドチームの再編成、何があったのか分かりませんが残った人、外された人苦労を一緒に頑張って来られた人たちの振り分けはkiinaの意見は言えなかったのではないでしょうか。あくまでも私の意見です。トランペットのK君の(タレントさん)の言葉はとても良い言葉だと思います。もしkiinaの名前を書かれていたら角がたつしこの先仕事を一緒にする事もあるかもしれません。(タレントさん)K君の精一杯の言葉だと私は思います。再編成がなぜ11月だったのか?年末の国フォまで出来なかったのか?年が変われば再編成も不思議なことではなかったと思います。長年一緒に頑張って来られたとねりこさん初め皆さんとは違っていてすみません。とねりこさんのお話しを読んでK君の心の格闘が(タレントさん)の中にあるように感じました。
すーちゃん
開くのが 遅くなり 今になりました!
トランペットのK君の タレントさん……には えっ!!!ってびっくりしましたが 琵琶湖ホールでのコンサートのトークの時に きよしくんが K君が 朝早くから 琵琶湖沿岸で トランペットを吹いてる姿を話てくれました……素敵ですよね
きよしくんの気持ち♡
せり
おはようございます。長年kiinaを支えて下さったサポートメンバーには感謝の思いですがいろいろな紆余曲折があり諸事情があったんですね。kiinaのジャンルを超えた歌手活動の変化も大いに関係してたと思います。藤林リーダーが他歌手のサポートをされているというお話も聞いていますしトランペットのK君の「タレント」という言葉には少なからずショックですね。私達ファンにはうかがい知れないことですが。そして新生kiinaが活動を再開し八月にはコンも始まりますがそういう面でもサポートメンバーの布陣も気にかかります。
サファイア
う~ん…。 上記の記事を拝見して、何とも言えない気持ちになりました。 誰がバンドのリニューアルを決めたのかは知りませんが、「クビ」だの「タレントさん」だの…悔しさが伝わります。

もっとひどい例だと、(音楽界ではありませんが)昔「笑っていいとも!」で、「2代目いいとも青年隊」が突然いなくなりました(「卒業です」も何もなく、いなくなった日にタモリさんが「人件費の削減のため」という旨を言って終わり)。 そのメンバーの1人だった「ねずみさん」という人が、「すごく悔しかった」と言ってたのが印象に残ってます。(でもそれをバネにして、「THE CONVOY(ザ・コンボイ)」というメジャーなエンターテイメント集団を作ったのは、偉かったと思います)

…やはり芸能界の裏は、いろいろあるのですね(-_-;)。
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