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氷川きよしについて ★ by とねりこ

Kiinaの歌声を味わい尽くす♬〜103「黒い花びら」

「演コレ5」カバー曲1曲めは水原弘さんの「黒い花びら」です。

https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCP-33180.html

Kiinaの歌唱はこちらから

https://m.youtube.com/watch?v=iyg0KZIAmpw

歌詞は歌ネットより(Kiinaでは登録されていませんでした)

https://www.uta-net.com/song/181713/

 

わざわざご説明するまでもない、第1回レコード大賞受賞曲ですね。

Kiinaは確か、お父さまがカラオケでよく歌ってらっしゃって、前から知っていたと(自慢げに)この頃お話ししていましたよね。

Kiinaはとても頑張って、低音を響かせて大人のムードを出していると思います。

 

私は「黒い花びら」の記憶は全くなく、「君こそ我が命」がヒットして一躍脚光を浴びた時に、「カムバック」という英語と水原弘さんというお名前を同時に覚えました。

子供心にも「歌の上手い人だなぁ」と思ったものでしたが、水原さんが後年アルコールと多額の借金に苦しめられて亡くなられたというニュースを目にして「やっぱり」という思いがよぎりました。

 

水原さんは確かに抜群の歌唱力と魅力的な声をお持ちだったけれど、その歌声にどこか".日陰"を思わせる部分があったように思います。

それはせっかくの才能を持ちながら、終生放埒な生き方を変えることの出来なかった水原さんのお人柄からくるものだったのかもしれないし、単にそんな水原さんへのイメージから私がそう聴いてしまうだけなのかもしれません。

 

ただ、Kiinaの「黒い花びら」を聴いていて、その"日陰"の臭い、敢えて真っ当ではない道を選んでしまう人間の業のようなものは聴こえてこないかなぁと。

上手い下手の問題ではなくて、いつまで経っても芸能界の水にどこか馴染んでいないようなKiinaの性分(近田春夫さんは「永遠の新人」と)と、この曲はしっくりとは合っていない気がするのです。

 

作家の村松友視さんが「黒い花びら」という水原さんの評伝を出されていますが、水原さんの生涯を象徴する曲は、「君こそ我が命」ではなく「黒い花びら」の方だろうと私も思います。

コメント一覧

蘆花
2000年のオールジャパン リクエストアワードグランプリだったか、歌手だけではなくその時に著しく活動された俳優もいる中でグランプリは「氷川きよしさん」と呼ばれた時の長良会長のびっくりし、そして嬉しそうなお顔、そして初々しい氷川きよしさんが静かに前に出て行かれた姿が思い出されます。色んな分野の芸能人を抑えての賞。もうこんな素晴らしい方は出てこられな
いでしょう。
せり
おはようございます。とねりこさんの水原さんと長良会長のエピソードを聞かせていただくとほんとに会長は義理人情に厚い男気のある方なんだなと改めて思います。時代が流れて今はそんな方も少なくなったのかもしれませんね。そんな会長に愛され育てられたkiina、「天狗になるったら終わりだぞ」と叱咤されたこともと聞いております。もしもはないですが会長さんがご存命ならと思うこともありますね。
藪つばき
とねりこさん、長良会長さんについて詳しく教えていただき感謝いたします。kiinaさんの育ての親と聞けばやはり感心があり、どんな方だっただろうかと、日頃から思ってはいましたが、お話しを聞くと、本当に人情にあつくて面倒見の良い、親分肌の人だったんですね。名プロジューサーと言われた由縁がわかります。
逆に、亡くなってしまった人を悪く言うのは酷なようですけど、水原弘さんて人の温情をあまり有り難いとも思わないような人だったんでしょうね、会長さんから受けた恩をなんだと思っていたのでしょうか?
その点kiinaさんは感心ですね、長良会長さんに対してはいかなる時も感謝の気持ちを忘れてはいないようですもの。
それにしても惜しい人を失いましたね、情にあつくて、常に愛情をもって人を育てていた長良会長さん、kiinaさんの若い頃のDVDでお姿は拝見したことがありますが、その人柄の良さは容姿にも表れていたように思います。天国からいつまでもkiinaさんを見守りつづけていて下さることと思います。
サファイア
こんばんは。
とねりこさんのコメントを読むと、水原さんも、長良会長も、良くも悪くも、いかにも「昭和の男たち」という感じですね! (この件には関係ないけど)何となく「石原裕次郎」の世界に思えました。
こういう「豪快」という言葉がピッタリな人は、今はいませんねぇ・・・。(尤もお2人とも、もしも私の夫だったら、(情けないかも知れませんが)別れてるでしょうねぇ(私は「安定」のが大事な性分なので(汗)。まぁ、そういう人のが多いとは思いますが・・・)。
とねりこ
薮つばきさん。
水原さんは大勢の取り巻きを引き連れて豪遊するのがお好きで、「黒い花びら」の後人気が低迷すると、借金に追われるようになりました。
若いながらも敏腕マネージャーとして評判の高かった長良会長に復帰の手助けを頼んだ時、長良さんは「彼のことは好きではなかったし、向こうもそうだったんだろう。そんな自分を頼ってくるのはよくよくのこと」と、周りの大反対を押し切って水原さんの再起のための会社を立ち上げたのだそうです。
いかにも、頼られたら嫌とは言えない長良会長らしいエピソードですよね。

二人三脚で大変な苦労の末に「君こそ我が命」でカムバックを遂げた後、水原さんはまたも豪遊を再開してしまい、最後は長良会長も手を引かれて、借金まみれのまま公演先で倒れて亡くなられました。

長良会長は連帯保証人として多額の借金を背負いましたが、水原さんのお葬式とご遺族の生活のために仲間の皆さんから寄付を募ったそうです。
水原さん絡みの借金は、Kiinaが事務所に入る少し前まで払い続けていたようですよ。
藪つばき
こんにちは、Gwも終わりうちは帰省者は一人で楽でしたが、この季節、抜いても抜いても生えてくる雑草と追っかけっこで疲れました。今日の「~味わい尽くす」は水原弘さんの「黒い花びら」でしたね、おっしゃられるようにkiinaさんには少し荷が重そうで、めずらしく歌いにくそうな感じに聞こえました。私は「君こそ我が命」の方が好きです、kiinaさんにも合っているような気がします。
水原弘さんって後年は色々あったのですね、せっかくの才能があってもやはり浮き沈みの激しい芸能界、少しの気の緩みが命取りになったのでしょうか?。
せり
おはようございます。GWも終わりコロナも5類にで日常が戻ってきたかのようですがどうなんでしょう。「黒い花びら」子供心に水原さんの歌声はなんか他歌手の方々と一線を画した大人の危険な雰囲気を感じてました。声質もビジュアルもkiinaとは真逆で役になり切って歌うkiinaにもこの歌の本質は難しいものだったかもしれませんね。やっぱり歌は生き様がでてくるものなんでしょう。長良会長とも大変にご縁の深い水原さんとkiinaでしたね。
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