「初恋列車」のカップリングは「口笛の港」。
https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCA-15725.html
Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=BiXT36lDuiA
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/42336/
かず翼先生と大谷明裕先生のコンビの作品です。
良く言えば、演歌作品としてきっちりまとまっている印象。逆に言えば、そこからはみ出していない。ありがちな設定とメロディーのようにも感じられます。
「冬の月」にも似ているような。
でも、Kiinaは演歌として非常によく歌いこんでいますよね。やっぱり上手いなぁ。
地味ながらしみじみと情景を味わえる佳曲だと思います。
この年のKiinaは、前の年以上に多忙を極めていましたね。
「たけしの誰でもピカソ」や「旅の香り時の遊び(のちに「旅の香り)」は以前から凖レギュラーとして頻繁に出演していましたが、3月にはNHKでとうとう「きよしとこの夜」がスタートしました。
演歌歌手というくくりを取っても、デビュー5年の歌手で毎週放送の冠番組を制作するというのは、NHKとしても画期的だったのではないでしょうか。
初回放送のさわりがNHKアーカイブスでご覧になれます。
https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009010520_00000
3月と言えば、「石松さん」の座長公演が新宿コマ劇場からスタートしています。
赤十字のイメージキャラクターも引き続き務めていましたし、この年の愛・地球博のイメージソングも歌うことが決定していました。
演歌関連のイベントはKiinaがいなければマスコミが集まりません。
これで先輩方の嫉妬を集めないはずがない。
ほとんど毎日のようにテレビで「きよしくん」が見られるのは嬉しかったけれど、ご本人はどれだけ精神的、肉体的に大変だったろうと思います。