DISC2収録の新曲2曲めは「犬吠物語」です。KIINA.の歌唱はこちら↓
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/312620/
源義経が兄頼朝に追われて奥州に逃げのびる際に、愛犬わかまるをやむなくこの地に置き去りにせざるを得なかった。わかまるは主人を慕って七日七晚鳴き通し、とうとう岩になってしまったという犬吠埼の地名の由来になった伝説があるのだそうですね。
KIINA.はご存じだったのでしょうか。レコーディングの際にそんな伝説を教えてもらったでしょうか。
KIINA.のことですから、わかまるの姿を思い浮かべるだけで泣いてしまったのではないでしょうか。
伊藤薫先生の歌詞は、そんな哀しい伝説と切ない男女の別れが二重写しになっているのですね。
「心も身体も置き去りのまま 行方しれず…」
「赤城山残照」と打って変わって、KIINA.の歌声はどこまでも繊細で哀しくはかなげに響きます。