「旅うたスペシャルBOX」DISC3は東海北陸から近畿方面が舞台です。こちらには新しくレコーディングされた作品が4曲入っていますね。収録曲は次のようになっています。
※1.勝山弁天桜(新)
※2.ダイヤモンド富士(新)
3.川中島回想(2017年「新・演歌名曲コレクション6-碧し-」)
4.カラスの口紅(2013年「演歌名曲コレクション19〜満天の瞳〜」)
5.雨の湯の町(2013年「演歌名曲コレクション19〜満天の瞳〜」)
6.きよしのスイスイマドロスさん(2017年「新・演歌名曲コレクション5-男の絶唱-」)
※7.志摩の夕月(新)
※8.近江街道(新)
9.惚れて一生(2013年「演歌名曲コレクション18〜しぐれの港〜」)
10.大阪とんぼ(2019年「新・演歌名曲コレクション9-大丈夫/最上の船頭-」)
1曲めは「勝山弁天桜」です。KIINA.の歌唱はこちら↓
歌詞は歌ネットより。
福井県勝山市の九頭竜川沿いに1.5kmに渡って続く桜並木があるそうですね。壮観な眺めは吉野山の桜と同じように「一目千本」と言われているそうです。
https://www.fuku-e.com/spot/detail_1525.html
長い冬を耐え忍んで迎えた春を寿ぐKIINA.の伸び伸びと明るい歌声。
桜を歌った歌ですが、景色を愛でるというより人の生き方を桜になぞらえた人生訓が主なテーマになっています。
そういう意味では「寒立馬」とも共通するものがあるのかな?と。トランペットのイントロで始まるところも似ているかなと思って歌ネットを調べたら、「勝山弁天桜」も「寒立馬」も作曲は大谷明裕先生でした。
どちらもゆったりとしたスケールの大きな曲で、KIINA.の美声が存分に活かされていますね。
人生訓が少しも押しつけがましく聴こえないのは、KIINA.の歌声が耳に心地よく響くからのような気がします。