私の職場には主要全国紙が全紙揃っているのですが、それを読むことが仕事ではないので(それが仕事に含まれていたら嬉しいのですが)、休みの時や出張があったりするとリアルタイムで目を通すことが出来ません。
昨日は午後から別の場所で会議だったので、今朝出勤してから夕刊を開いて、毎日新聞エンタメ面に書かれた伊藤遥さんという記者さんの記事に、思わず手が止まってしまいました。
伊藤さんは≪絶望を彩ること、それが芸術だ≫という岡本太郎さんの言葉を引用して、「氷川の音楽もまた、芸術」と書いてくださいました。「この方はKiinaの外面でなく芯の部分を理解してくださっている!」と思いました。
強さとポジティブさと 「演歌歌手・氷川きよし」に一区切り 休養前最後のコンサート
https://mainichi.jp/articles/20221222/dde/018/200/021000c
有料記事になっているのでwebでは途中までしかお読みいただけませんが、国際フォーラムに足を運ばれKiinaが歌とトークで伝えたかったこともしっかり理解された上で書いてくださっていることがよく分かる内容でした。
「そこで見せたパフォーマンスは、さまざまな経験があったからこそ得た強さと、ポジティブなメッセージに満ちていた」
「どんな変化を遂げて戻ってくるのか分からないが、音楽にもファンにも、そして自分自身にも、偽りのない気持ちで向き合おうとする姿勢は、きっとこれからも変わらないのだろう」と結ばれていました。
FRIDAYの記事もそうでしたが、こうした誠意のある記事というのは本当に推し活に力を与えてくれます。