昨日の中森明菜さんのラジオ番組は4時間の長尺で、途中晩ご飯作ったり食べたり、お風呂に入ったり「光る君へ」を見たりで、リアルタイムで聴けなかった分は2日がかりでradikoで聴きました。
そして、しみじみ考えたことがふたつ。
番組では明菜さんの曲を昔のように電リク(電話リクエスト)のみで受け付けていました。その中に「お元気になられて、本当によかった」と泣きながら電話されるファンが沢山いらしたそうです。
振り返ってみれば、私たちはKIINA.がお休みしていた(明菜さんに比べれば"たったの")1年8か月をどんなに寂しく不安に思いながら過ごしたことでしょう。明菜さんのファンの皆さんは何年も何年もの間、推しの体調を心配しながらいつか戻ってきてくれることを願って月日を重ねてこられたんだなあと。それを考えたら胸が締めつけられる思いがしました。
もうひとつ。番組の最後にリクエストの集計が発表されたのですが、リクエスト数の第1位が一番売れた曲でもレコ大受賞曲でもなく、デビュー曲の「スローモーション」だったそうです。
これも自分の身に置き換えてみて、よく分かる気がしました。
このところ車での移動では(前に「車を買い替えたらCDが聴けなくなった」と書きましたが、オーディオの場所が分からなかっただけでした)毎回KIINA.の「リクエストベスト」を聴いているのですが、1曲目の「箱根八里の半次郎」を聴くたびに、頭の中に山奥を流れる清らかな川のせせらぎの音が浮かんでくるのです。
「ああ、やっぱりこの人の声は特別なんだ」と、何百回何千回と同じ曲を聴いてもその新鮮な感動は変わりません。
ファンにとって推しのデビュー曲は特別なもの。明菜さんファンの皆さんにとっても「スローモーション」は特別な存在なんだろうと深く共感しました。
明菜さんとKIINA.が同じフェスのステージに並んで立つ日が来るなんて、今でもちょっと信じられない気持ちです。
KIINA.は何を歌うんだろう、どんな衣裳を着るんだろう(「明菜ちゃんに負けないで!」とココロの声)と、紅白とは違った意味で今から楽しみで仕方がありません╰(*´︶`*)╯♡
私が持っている明菜さんのCDはこの2枚。ポップスと演歌のカバーアルバムです。確かこの「艶華」シリーズはベストセラーになったはずです。