絆コンサート in 博多座のセットリストです。たぶん3日間変わっていないと思います。
※ 幕が上がると、裃姿で緋毛氈に正座したKIINA.がご挨拶の口上。2002年のデビューから休むことなく、ただひたすら走り続けて参りました。箱根から出発した旅、母を訊ねたり時にはルンバ、バイヨン、マリアッチで中南米にも遠征。長い長い旅でした。ひと休みさせていただいて世界の多種多様な人々と逢って来ました…
氷川きよしを置いてくるのでもなく、KIINA.に変わるのでもなく、すべては自分。
もう、澱みなく流れるような見事な口上で、ポーっと聞き惚れてしまいました。参加出来ない皆さんにもお聞かせしたい。KIINA.がインスタに上げてくれると嬉しいです。
最後に「隅から隅まで乞い願い上げ奉ります」と締めて、万雷の拍手を受けた後
※ 裃を脱いで白紋付に黒袴
1.浪曲一代〜セリフの部分が浪曲の節になっていました。
2.王将
3.人生一路
4.無法松の一生〜度胸千両入り〜
※ インスト:愛の翼
※ 黒地に桜と花びらを散らした着流し
5.五島の船出
6.玄海船歌
※KIINA.のMC
7.若松港の暴れん坊
8.風の男
9.戻り雨
10.星空のメモリーズ
※インスト:一陣の風
※ 股旅姿で下手客席出入り口から登場。そのまま二人の黒子さんに付き添われて通路をラウンド。
11.大井追っかけ音次郎
12.箱根八里の半次郎
13.藤枝しぐれ(フルコーラス!)
このあたりでステージに上がって
14.甲州路
15.ちょいと気まぐれ渡り鳥
16.番場の忠太郎
一度袖に引っこんで、すぐにワゴンを押して登場。自らグッズ紹介
17.一剣
18.男の絶唱
19.白雲の城
※ 股旅姿のままアンコール(2日めは尻端折りを下ろして着流しで)
「ずっと座ってて疲れたでしょう。良かったら立って一緒に歌ってください」と。
皆さん、さほどの戸惑いもなく立ち上がりました。
20.きよしのズンドコ節
21.限界突破×サバイバー
全て歌い終わってからバンドさんを紹介。そして最後にKIINA.が「さようなら」と言って袖に去っていきました。
これまでのツアーコンサートのような賑々しいエンディングではないけれど、これが新しいKIINA.のスタイルなんだなぁと。手作り感満載で今まで以上に応援したくなりました。
取り急ぎ、簡単に。
一曲一曲に全身全霊を傾けて歌ってくれるので、余計な舞台装置も演出も要りません。演歌だけでこんなにゴージャスなエンターテイメントを繰り広げられるのは、ただひとりKIINA.だけです。