夏休みに入り梅雨も明けて暑い日差しの日が続く
そんな竹島に以前から予約があったご家族が手織体験にやって来た
朝から屋外タープドームの組み立てで始まります
織機4台と手紡ぎの道具の消毒も終えてお客様を待ちます。
いらっしゃいませ♪
体験のごいいか五人様の手織体験が始まりました。
最初は畑で採れた和棉の三河種(三河地方でのみ栽培)の
種取り作業である綿繰りが始まります。
「あれ1不思議だ、なぜ?こっちに綿になってこっちに種だけになるの?」
綿繰り作業と古代からの弓を使った綿打ち作業を終えて
次は糸車を使って糸紡ぎ作業である
「あれ!ふあふあの綿が細い糸になってる』
「不思議だ引っ張っても切れないほど強い糸になったよ」
”夏休みの研究にはもってこいの体験だ”
次に本格的織機を使って機織り授業です
”自分の好きな色糸を選んで機織りが始まった”
スタッフから織物ができる原理と織機の操作法を
学びながら手織りが進みます
「失敗は成功の元です、手織りは元へ戻せますから失敗して覚えましょう」
「そんなこと言われても困る」
自分で紡いだ糸もコースターへ織り込みました
「自分の好きな色糸で織れて嬉しいです」
織り進むうちに口数も減り、全員無我夢中です
コロナも暑さも忘れて集中の時間が過ぎていきます
「自分の織物が出来るなんてすごいです」
「楽しくてやめられないです」
ご一家の皆さんがそれぞれ想いを込めた手織りが進みます
「すごく綺麗に出来て来たわ」
「集中できて楽しい」
お父さんもお母さんも、お子たちの事は忘れて
自分の織物制作に集中です
「この体験は時間制限はないです早く織っても一等賞金はないです、
ゆっくり楽しんでください」
早く仕上げたお嬢さんは糸車で研究中です
「あー、なるほどね 糸はこうして出来るんだ」
お父様とお母様は懸命の作業が続いています。
目の前に竹島海岸を眺めながら機織りは続いています
「こんな綺麗なところで手織りが出来るなんて嬉しいです」
と、自然の真っ只中での織物を満喫してしています。
気温上昇で地上の水分が蒸発して霞んでいる竹島を眺めながら
「手織りってすごく楽しいですね」
そして、次々に出来上がって来るコースターを写真に撮るお嬢さん
みんな綺麗に出来ているね
全員が糸作りから始まった三河木綿のフルコースの
作品を見せて記念撮影です
「出来たー!」
「やったー!」
素晴らしい出来栄えのコースターを掲げて記念撮影です
おめでとう御座います。