週に一回、3時間竹島に通い手織を楽しんでいるSuzukiさん
通い始めてまるっと一年、
初級10回コースを経て幾つかの作品を織り上げたが
今日は大作のストールを織り上げた
コットンのストールを織り上げました。
織機に張られていた経糸にハサミを入れると
柔らかな布が現れました。
物が生まれる瞬間、皆が喜び称え合う
自分一人だけの想いではなくみんなの想いの寄せ合わせの結果だ
おめでとう!
織機に掛かった糸から布にへ生まれ変わらせたSuzukiさん
出来栄えを称えられる喜びと完成させた安堵感が交錯する時だ
全て自分が作ったと言う自負心とそれを身に着ける時を想像する、
この喜びは作者ではなくては味わえない瞬間である。
いわゆる古来の三河木綿とは違い、軽く空気を纏う柔らかさを織り上げ、
織り段のムラも無く正確に織り上げた感覚を高く評価したい作品です。
長い時間に叡智を掛けた全くの贅沢な、世界で一つの作品です。
これまでの織りが出来るなら
あれも織らせたい、これも織らせたいと想いを馳せる私である、
生活に使ってこそ意味あるもの作りを楽しんで欲しいと願うのです。