生徒さん６３名が三河木綿の手織り体験遠足の日でした。
９時３０分にJR蒲郡駅に着いて竹島まで歩いて来たのです。
朝から竹島クラフトセンターの教室内には１７台の織機が並んで、
スタッフが準備に追われました。
教室の入り口に整列した生徒さんから挨拶を受けて、
好きな色糸を選んで、織機に座ってスタッフから織機の操作を
教わりながら手織りがスタートします。
途中で生徒さんが自ら紡いだ糸を織り込むと
「わー、僕の糸が織物になった」
と喜びの声が上がります。
自分の糸が織り込まれる時は緊張して真剣そのものです
自らの手から物が生まれてくる喜びと、
デザインを工夫をしながら作る努力と集中力に
子供達の計り知れない可能性を感じました。
３０日には残りの２クラスの皆さん６５名が岡崎市からやって来ます。
また輝く瞳に出会うことを楽しみに織機の準備して待っています。
三河地方は綿に関する歴史と生活産業文化に恵まれたところです。
この体験を通じて地域の魅力を知ってもらい、これからの
学問や仕事や生活で役立つことができれば嬉しいです。
