「手織体験をしたいんですが」
と申し込みのあったご一家が三河木綿の手織体験にやって来た。
「わー!、この機械で織るの」
「ダメよまだ触っちゃ」
元気の良い3姉妹の手織体験です。
いつもは野外タープドームで行われている手織体験だが
今日の猛烈な暑さではコロナだけでなく熱中症にも気をつけねばならない
コロナ禍と太陽コロナの熱と戦いながら手織体験が始まった
午前10時だが気温は36度
竹島海岸竣成苑の芝生広場の藤棚の下に教室を設置した。
つまり野外タープドームの中でも熱射病が危険だから
今日は藤棚の下に逃れて開催となった。
最高気温は正午過ぎだから今36度だから今日は体温以上なるのは確実である。
竹島の絶景を眺めながら手織り体験が始まった
スタッフから織物が出来る原理と織機の操作を教わりながら
手織体験が進んでいく
「この機械には不思議がいっぱいあるね」
「そうなんだ、何千年前には経糸を木に縛り付けて腰で引っ張りながら
織っていたんだよ」
「へー、そうなんだ」
「昔むかし、森の木や草の繊維を紡いで糸を作り織物を織ったんだよ」
「この糸は棉の木に咲いた綿を採取してその綿を紡いで糸にしたんだ」
三河の国は日本で初めて棉が渡来したところなんだ。
などなど織物の話をしながら作業が進みます。
昔、竹島へ遊びに行ったら手織体験教室でコースターを作った事や、
今日の三河木綿の話がいつの日か思い出話になったら最高の観光だと思う、
私自身も観光に行ってその土地の人と触れ合い、体験した事は、
一生忘れない思い出となっているからだ。
小さいお嬢さんはお母さんに教わりながら織る姿が微笑ましい
一つの体験から会話が生まれて心の交流が生じる夏休みの一時、
親子で織物を織る、
お子様がお母様に織り方を教える、
なんて光景が見られるのが竹島の手織体験です
今日は藤棚の下でに手織体験となったが
海の潮騒と涼しい海風を受けながら
一心に織り続ける
そんな夏休みの家族旅行の光景が展開している
家族みんなで同じ体験をしている
そして出来上がる織物はそれぞれ違う、
一つとして同じ物は出来ないこの手織り体験だから
自分は自分だけの物が出来る
だから楽しいのだ。
木陰の向こうに海が見える
島が見える
あなたも来てみないかこんな体験ができる
竹島で手織体験に
「やったー!」
「出来たー!」
完成の喜びの声が上がります
三河木綿の手織体験が終わりました。
おめでとうございます