H-Fメカニックです。
さて今年もあと1日
明日は年末大掃除です。。。
今朝の0時半の宇都宮環状線、電光掲示板
いつもは気温が書かれていますが。。。。。
ついにこの季節です
。。。
北関東は手ごわい
わが実家の神奈川県はもっと暖かくすごしやすいです。
今日は調整式プッシュロッドのお話をしたいとおもいます。
S&S製の2003年式までのスポーツ用です。
今までに何度か物の紹介と私めの意見を書かせていただきましたが、何かもっと知りたい。
聞きたい、とう御座いましたら、何なりとコメントにご記入下さい。
アメ車には欠かせない物
OHVゆえのプッシュロッド♪
ノーマルは長さが決まっている、ただの棒です、ですがこの棒がカムシャフトの動きをロッカーアームそしてバルブに伝えるいわば伝達係りです。
ここでもうひとつ、油圧タペットというものがあります。これは常にバルブとロッカーアームのクリアランスを0に保つ働きと、オイルをプッシュロッドの中をかいしてヘッドに圧送する働きがあります。
プッシュロッドの長さと油圧タペットの間には切っても切れない重要な要素があります。それは油圧タペットをちじめて使うという決まりです。
これはサービスマニュアルにもはっきりとは書いておりません。間接的にはかいてありますが、その数値がいくつかなどは全く書いてありません。
何故この調整式プッシュロッドが必要なのか??
お気ずきの方もいらっしゃるでしょうが。。。カムシャフトを交換したり、ヘッドをO/Hしてバルブシートカットをしたりと、ノーマルの位置から変わってしまった場合です。
これらのしわ寄せはすべて油圧タペットにきてしまいます。このしわ寄せを防ぐためにはどうしても必要なのです。
少し込み入った話になってしまいましたが、H-Fでは少しでも長く、HDを楽しんでいただく為にエンジンはもとより車体整備や電装など常に探求し、より良くできるようにがんばってまいりますのでよろしくお願い致します。
ちなみに。。。。。
S&Sの説明書には24FLATちじめると書いてあります。
噛み砕くと、ナット1個は6面つまり6FLAT
すると24÷6=4回転です。
さらにナットピッチが32
1インチ当たり32山 25.4㎜÷32山=約0.79㎜
よって0.79×4回転=3.16㎜
マニアックな話です
油圧タペットにも使用範囲があり、以上も以下もありません。
カムシャフト交換やエンジンメンテナンスをお考えのかた
ぜひご相談下さい。
インストール中
地味ですが、見えないところにこそ違いがある・と・思う・よ
詳しいお話は暖かいH-F店内で
皆様、お待ちしております。