アイルランドがだいすきな先輩がおって、彼女はお金を貯めてはちょくちょくアイルランドに出向いていました。
そいで、明後日からも1年ワーキングホリデーに行くという。
そいで、彼女は前にアイルランドでアコーディオンと出会ってからというものの、アコーディオンを鳴らし続けていて、日本に帰って来てからもアイリッシュパブで働きながら、バンド仲間を集めていた。
集めていたというよりは、集まったということなのかもしれないけど。
そのバンドは、アコーディオン、アコースティックギター、バイオリン、よくわからない変わった太鼓、三味線の西洋版のような弦4本の弦楽器、エレキマンドリンなんてあるかしらないけど、そんなような弦8本の弦楽器の編成バンドと、どんどん増えていったのです。
それで、その先輩はいっろんなところで演奏していて、彼女が働くパブでも週に一回演奏してるみたいで、今日が旅立つ前の最後の日、ということで、挨拶も兼ねてそのアイリッシュパブに赴いたのだった。
パブに来てるお客さんは今日はほとんどがその演奏を見るがため来てる人ばかりで、おじさんからおばさんから、みんな黒ビールにウィスキーを飲んで顔を赤くしてにっこにこしながら、その音楽を聞いていた。
みんなで手を叩いてぴーぴー言ってがやがや会話が飛び交い、、
そのお店の雰囲気いいんだなぁ。
またあのアコーディオンのアイリッシュ音楽がね、知らない曲なのに、なんでか乗っちゃうし懐かしんじゃうし、すっと入ってくるのね。
雰囲気にもってかれるということやけど、そんな雰囲気を作るのは演奏する人らでもあるし、それをにっこにこいい顔で聞いてる人たちでもある。
あぁ、いいなぁと自分も自然と頬が上がって手拍子打ってた。
そういうのって、あるようでなかなかない。
貴重な時間でした。
くるり、というバンドがありますが、
いいうたがたくさんあるですよ。
ハイウェイ
僕が旅に出る理由はだいたい百個くらいあって
ひとつめはここじゃどうも息も詰まりそうになった
ふたつめは今宵の月が僕を誘っていること
みっつめは車の免許とってもいいかな
なんて思っていること
俺は車にウーハーを(飛び出せハイウェイ)
つけて遠くフューチャー鳴らす(久しぶりだぜ)
何かでっかい事してやろう
きっとでっかい事してやろう
飛び出せジョニ一気にしないで
身ぐるみ全部剥がされちゃいな
やさしさも甘いキスもあとから全部ついてくる
全部後回しにしちゃいな勇気なんていらないぜ
僕には旅に出る理由なんて何ひとつない
手を離してみようぜ
つめたい花がこぼれ落ちそうさ
ハイウェイ/くるり
フランス人、Erik Satie が作曲した、Gymnopedies、というピアノ曲。
多分有名で、なんとなく聞いたことあるという人は多いのだと思う。
第1番から第3番までの3曲で構成され、それぞれに主題がある。
第1番「ゆっくりと悩める如く」
第2番「ゆっくりと悲しげに」
第3番「ゆっくりと厳かに」
「ジムノペディ」とは、青少年を大勢集めて全裸にして踊らせて、古代ギリシアのアポロンやバッカスなどの神々をたたえる「ジムノペディア(英語版)(古典ギリシア語: Γυμνοπαιδίαι、ギュムノパイディア)」という祭典に由来しており、サティはこの祭りの様を描いた古代の壺を見て曲想を得たといわれる。
これは調べて引用させてもらったもの。
うーん、私の中でこれほど、ずぅんと入ってくるものはなかなかない。
なんだかこう、ひゃっとさせるものがある。
ちょっとこわいなぁと感じるほど。
こんなん毎日毎時なんて聞けやしない。
聞きたいと思って聞くよりかふと聞こえたときのほうがいいかもしれない。
もっと言えば、ふと聞こえたとき、そして、聞けたときでしか入ってこないし、受け入れにくいと言ったほうが正しい気がする。
何か言いたいことがあってこうして書いてみたのだけど、聞き終わると、言いたいことがあったのは、聞いてるときだけだったみたいだ。
音がきれいだ。
ピアノの音ってこんなんか。
THE YELLOW MONKEY バラ色の日々 POP HILL'2000 イエローモンキー
この歌、後輩がカバーしててそれで教えてもらったんだけど、この歌もいいなぁ。
JYELLOW MONKEY-JAM 1996
このJAMってうたさ、ろくやん、懐かしくないかい?
この曲がこの人たちの歌だったとは知らなかったなぁ。
とってもおどろいたよ。
むっちゃすきだなぁ。