~風の時代*Ou.kaする~

スタッフ風花の〈引継ぎ〉日記

やっているうちに、わかってくること???(案外まぎれているもの?)

2013-12-01 | 【アレンジつけまつげfringe】
新しいつけまつげメーカー様(外国)に

サンプルが無事届きました


この瞬間が、本当にときめきます


いよいよ、新しくデザインした

「うっすらマスカラタイプ」の

アレンジつけまつげの試作をしていただきます


実際に出来上がってから

さらに何度も調整していくので、

まだ少し先になりますが


この「うっすらマスカラタイプ」も

自分が使いたいものなので、

デザインしていて楽しくて仕方がありませんでした(笑)


やっぱり、

「デザイン」をしている時が

私の最高に幸せでワクワクときめく時間だと

はっきりわかります


これまで自分は

「作ること」が好きなのだと思っていました


ところが、

「作ること」は好きではなく、苦手だと実感


・・・試作は大好きなのですがね


なぜ、

自分で「作ることが好き」と思いこんでいたのだろう・・・・・


手作り石鹸も

化粧品も

貴金属ジュエリーも

ガラス工芸も


良く考えたら

作ることにときめくことはあまりなかった


そう、

「自分がイメージしたものを、形にする」ことが好きだから、

「作ることが好き」

と思いこんでいたのだ


だって、これまで自分で作るしかなかったので


ところが

それぞれの「プロ」にお願いするようになって、

はっきりわかったのだ



「デザインが好き」


なのだと



fringeでお願いしておりますHawaiian art designerのMERIAさんは

「描くことが大好きで大好きで仕方がない

といつもいつも言っている。


どちらかというと

デザインを考えるよりは「描く時間、そのものが幸せ」と話していた


私の習っているお料理の先生は

「作ること、そして教えることが好き」




私がもしも彼女たちの立場であったらきっと

「どんなアートにしようか」

とそのイメージしている時間がとっても幸せで、

その脳でイメージしたものを

自動的に転写してくれる装置があったら

間違いなくお願いしたいと考えてしまう


せっかちな私は、

イメージしたものを自分で形づくっているその時間が

苦痛なのだ。(試作は別として)

だから、

プロの方たちが形にしてくださることを

心の底から幸せに感じてしまう


お料理も

きっと「メニュー作り」が私はワクワクするのだろうな、

と思う。

だからきっと先生には、なれない


つまり、

たとえもしもお料理が好きで得意でも

「先生体質(気質)」を持っていないと、

お料理の先生には向いていないのだと思う。


これが

「好きだから」で、できない部分なのだと思う。


でもこれがわかればある意味、

「先生体質」を強化すれば良い、とはっきりわかるので

進みやすくなるともいえる気がする??(生まれ持った素質も関係するけど



仕事をしていて

改めて自分が好きなこと、

やりたいことが

少しずつはっきり明らかになってくる。


今までモヤモヤしていたものが

一つずつ、整理されていく。


自分が集中してやっていくべきことが見えてくる。


そして

自分がやることではないこともはっきりしてくる。


これは

ずっと自分が分かりたかったことそのものなのだ。



自分のことは

自分が1番知っているようで

案外わかっていないことが多い。


何が向いていて、何が向いていないか。


ただ思いこんでいるだけのことも多い。


昔、

自分が何がしたいかよくわからなくなった頃、


「好きなこと、嫌いなことをひたすら書けあげよ」

というある本に出合って、

試してみた。


【嫌いな事、やりたくないこと】

満員電車に乗りたくない

束縛されたくない

指示されたくない

時間がきっちり決まっているのが嫌い


・・・・とふざけたことを書いていた。


満員電車が嫌いなのは昔パニック障害があったためで

その当時、必ず1番に書いていた。


ふざけてみえても

本当に出来なかったので、仕方がない。


だからこれ以外の何かをやるしか他になかったのだ。

自分で何かをやる以外の選択がなかった。


そして、

今度は、自分で決めたその仕事をやっていくうちに、

「自分がやるべきこと、やらなくていいこと」

がわかってきた、というわけです。


仕事を選ぶ段階では

紛れこんで良く分からなかったなあ・・・



マンガを描きたいと思っていた人が

もしかすると「ストーリー」を考えるのが好きだと気付くかもしれない。


ファッションが好きだから、

服のデザインを好きだと思っていた人が

「コーディネートする」ことが好きと気付くかもしれない。


ひとくくりにしていたジャンルでも

その中をじっくり観察してみたら

自分の好きなことが浮き彫りになってくるのかもしれない。


はっきり気づくと、心底、すっきりしますよね


きっとこの先も

こういう整理をしながら

進んでいくのかもしれません。


 
 P.S イメージしている時、デザインしている時が

        最高にワクワクときめく時間です・・・


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