みたきじめも 9 Sep 2009

読売　「公的教育支出、日本は最低レベル」（2009年9月9日 読売新聞）

　2006年時点でのGDPに対する公的教育予算の割合は「日本は３・３％で、前年を０・１ポイント下回って過去最低を更新。統計のある２８か国の中でも２７位と引き続き最下位クラスだった。ＯＥＣＤでは「民主党が公約に掲げる『子ども手当』や高校授業料の無償化が実現すれば、割合は上がる」とみている（以上引用）」由。

「少年七人が遅れて入ってきた。やはり山羊の世話をしていたという。いずれもノートを持たない。先生は「ノート，鉛筆は学校に余分にあるのだが，三十セント（三十三円）ずつで買わせる」という。無料配布した時期もあったが，そうすると生徒が粗末に扱うそうだ」（伊藤正孝「アフリカ　ふたつの革命」朝日選書221，120頁）

　まあ「一律無償化」とやったほうが喋るのに楽だし理解するのも楽だしたぶん実施の際の手続きの階梯ならさほどは掛からないが，負担は膨大だよネ。ていうか実施の際の事務量その他とか。尤も「米百俵」の精神もある種納得しがたいものがあるのも確かだが。「平等とはなにか」「平等とはどのようなことか」「どのような状態が平等といえるか」，そんな話。

CNN Japan　オバマ大統領が生徒に演説、学業を奨励 2009.09.09 Web posted at: 10:42 JST

　オバマ曰く「、「（学業は）君たち自身の人生と将来にとって重要であるばかりではない。学校で学んでいることが、われわれが国家として今後の難問に対処できるかを決める」」。教育の問題は微妙である。日本語版には当たり障りのない文章だけ訳出されている。論評には原文にあたるべきところ。元記事はこちら：CNN Obama urges students to work hard, stay in school updated 7:17 p.m. EDT, Tue September 8, 2009
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