空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

「ミゲルの墓」報道メモ

2017-09-10 08:01:41 | 本・論文・研究メモ
西日本新聞 「ミゲルの墓」玉59個発見 諫早、ロザリオの数と一致 2017年09月09日 06時00分

発掘は市井の研究者や地元住民らが資金を募って挑み、予算や期間には限界があり、墓域全体の詳しい調査には至っていない。自治体や国が指定する史跡ではなく、発掘成果を学術的にまとめる報告書の作成や出土物の管理責任もあいまいで、行政は積極的に調査委員会の成果を引き継ぐべきだろう

 この素晴らしい成果を「市井の研究者や地元住民らが資金を募って挑み」というあたりが心意気を感じさせて素晴らしいと思わせる一面,こうした重要調査を学術機関主導で出来なかったのか,それは予算の関係かねえとか思うと辛くもなる。

 …いえ,市井の学者や民間のパワーがつくのはいいのですけどね。



 上のコメントと



 これとを併せてみると興味深い。
 なぜ”沈黙”なのかは,多少の文学史の知識を必要とするわけであり。それを知ったうえでなら,上掲コメントのいろいろの深みを味わうことができる。しかしその知識がないと,何言ってんだこいつ,で終わりかねない。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown ()
2017-09-16 10:03:43
それはうまい。
そういう素敵な教養を養いたいものです。
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誰ぞやが (hilowmix)
2017-09-16 08:24:36
総菜コーナーに「春は揚げ物」のポップがあったときににやりと笑うために教養はある、なんておっしゃっていた。
返信する

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